書かれた顔に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『書かれた顔』に投稿された感想・評価

pherim

pherimの感想・評価

4.1

坂東玉三郎密着 by ダニエル・シュミット+青山真治(助監)。

二十ン年前の初見時は女形の挙動に見入り放しだったが、今みると杉村春子や大野一雄、武原はんや蔦清小松朝じ(当時101歳)と20世紀末東…

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玉三郎の私服が90年代の香り。

公開時に観たきりだったので、数年前に観た友人から「杉村春子の『晩菊』のシーンが使われてたよ」と聞いていて、見直したかった。全然覚えてなかった。女らしい仕草として取り…

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sonozy

sonozyの感想・評価

4.5

スイスのダニエル・シュミット監督による1995年の作品。
歌舞伎界で当代一の女形、坂東玉三郎を捉えたセミドキュメンタリー風の夢幻的作品。

舞台で舞う玉三郎の所作。
タイトル「書かれた顔(The W…

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ccc

cccの感想・評価

-
色々余白部分をぐるぐる考えてたらオーバーヒートして途中で宇宙猫に。異なるパートが予兆なしに入ってくるのに馴染んでいるのはなぜなんだろう。映像のトーンが統一されているから?
だった

だったの感想・評価

4.5
北千住で観た35mmの東京湾が青すぎて号泣。杉村春子へのインタビューもすごくよかった。白粉化粧をする坂東玉三郎の鏡に映る手つきが超エロい。

このレビューはネタバレを含みます

歌舞伎界随一の女形で人間国宝の5代目坂東玉三郎を追ったドキュメンタリー。
「ラ・パロマ」「ヘカテ」のダニエル・シュミット監督が、ところどころフィクションとモキュメンタリーを織り交ぜる。

演じるとは…

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鼓や太鼓や唄い手に三味線から黒子さんなど裏方さんの努力から坂東さんつまり自分自身のセルフプロデュースによって、成り立っている歌舞伎の奥深さに感動するなぁ。
 角度やしぐさや表情によって、男性でも女性…

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せ

せの感想・評価

-
どこにカメラを置いてどんな距離感で映すかという感覚が素晴らしすぎる

男が女形として女を捉える
海外の監督が演劇/映画として日本舞台を据える
客観的であるには常に自身を非顕在化することを求められるのかも知れないが、作中の人物は演技で己を出しつつ消している。
モンタージ…

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suke

sukeの感想・評価

4.0

冒頭の歩きのシーンから、役者のドキュメンタリーの複雑さ、演技をするひとをカメラにうつすときに生じる「演じる」とは何かという問題が頭の中に浮かんだ。
その後の坂東玉三郎が自分の舞台を見ているような編集…

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