ドキュメンタリーの中のフィクション。
あの短くセリフもほとんどない『黄昏芸者情話』が1番印象に残っている。
船の上での風にたなびくスカーフと浮き上がる白い顔。
幾度も書かれた顔で女形を演じる玉三郎、…
約30年前の玉三郎ドキュメンタリー。
インタビューを挟むものの、劇中劇を挟んだり舞台映像の割合が多いので厳密には違うかも。
玉三郎だけでなく、杉村春子や大野一雄、武原はんや蔦清小松朝じらへのインタビ…
吉田修一の『国宝』を読み、女形に興味を持ったので視聴。自分は男性の視点で女性を演じていたけど、女性の視点で演じることが大切だと気付いたと語る坂東玉三郎と、男性が演じる女性の姿から学ぶことが多いと語る…
>>続きを読む何だこの異様な美しさは!!!
ダニエル・シュミットと撮影のレナート・ベルタは相性抜群。暗く青く統一された映像の中で坂東玉三郎が演じる女形が妖艶に白く輝く。大野一雄の踊りも頭に焼き付いて離れない。イン…
至福の体験。八千代座の柿落とし。女形にメイキャップした玉三郎と、暗い舞台裏を徘徊する現実の玉三郎が交互に映し出される。インタビューにおける発声ひとつ取っても降りてきた言葉を身振りを交えて真摯に伝える…
>>続きを読む映画の撮影は少なからずドキュメント的な側面があるものだけど、本作の劇中劇も含め全体が感覚的に進行していくものも少ない。
確かにドキュメンタリーではあるけどアーカイブ映像もインタビューもフレームの中で…
ヘカテでダニエルシュミットの映す世界の虜になったので他作品を見ると、なんと歌舞伎のドキュメンタリーを撮っているではないか!!
で最初の映画的なショット、変わらない青々しい光からもう釘付けになり、しっ…
鷺娘の舞台青白くてきれいだった
男の演じる女形、一つの性に囚われない魅力があって良い
学生の頃、プロジェクトで行った先で農村の歌舞伎を見ることが2回あって、1つは楽屋とか舞台裏を見せてもらえて、…