決して文学に明るいわけではないのでおこがましいのは百も承知で、まるで素晴らしい長篇小説を読んだかのような充足感と心地よい疲労感。
途中で中断できなくて思い切って読み切った時のあの感じに似ている。
特…
自己対峙という人間がもっとも
避けて生きるテーマを、
よくこんなにもアレやコレやと
縦横無尽に駆け巡って描けるなと
関心してたら、
村上春樹の原作だった。
という事すら知らず
知識ゼロで挑んだこち…
当たり前のように良かった訳だが、
ハッピーアワー5時間超に比べて長く感じる現象が寝ても覚めてもより強く、引き続き起こっている点について考えたい気持ちもある。
シネフィル的抒情への嫌悪、あるいは村上春…
只々素晴らしい。
遂に第94回アカデミー作品賞 監督賞 脚色賞 国際長編賞 4部門ノミネート
日本映画史上初の快挙‼️
国内外の多くの人々に観てもらえる。
『ドライブ・マイ・カー』の旅はまだ終…
あまりにも素晴らしい。見たことないものをいま見させてもらってるな、と感じる瞬間がいくつも。「現在」をこんなふうに物語のうちに取り込むとは。期待をずっと超えてくれた。
空き巣、誰もいないと感じさせる…
公開初日に観ました。
あまりに評価が高すぎて、自分の拙い感想を述べるのもおこがましいのですが…
すごく質も高く、村上春樹の世界観も強く、決して嫌いではないのですが、登場人物たちがややあっさりして…
全ては想定内のかったるさ?
随所でムムッと背筋が伸びそうになるが、「カンヌの脚本賞!うん!そう脚本賞!」と自分に問い正す。でもやはりかったるい?
そう自問自答しているうちに過ぎ去る3時間。でもや…
原作は未読。
3時間を飽きずに魅せるという意味では良い映画だったと言える。
出演者の名前が出てくる所までは前振りで、もっと短くも作れるとおもうが、時間枠が無ければここまで描きたいという監督の気持ちも…
ドライブマイカー、役者皆んな台詞棒読みで、言葉が全然入ってこなかった。。劇中の本読みの棒読みとあまり変わらなかった。プログラミングされたロボットみたいだった。だからなのか映画を観てて思考せず、普段ぼ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
『寝ても覚めても』がとても好きで、濱口監督ということで観た本作。感性がとても好き…。ひとつひとつのカットがなにひとつ邪魔することなく、気づけば没頭している。
雪みたい。
沈黙がきこえる。
君は…
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会