村上春樹原作の良さも(悪さも)感じられる一作でした。
後半、雪のシーンはすんなりと見られましたが、途中は少しだけ冗長的。
岡田将生がイケメンで、役柄も相変わらず一筋縄ではいかないキャラクターで助か…
濱口竜介ファンとして期待が大きかっただけに、全体を通して不自然さが常に気になった。村上春樹に特有の気持ち悪さが脚本にきちんと再現されていて、小説なら我慢できるものも映像になると耐えがたい。村上作品が…
>>続きを読む光とか音とか、そこにある感じが伝わってきた。一方で役者は演技と演技の中の演技が繰り返されていて、重層的な物語を観ていたような不思議な感じがあった。語られていた内容は最後の演劇に詰まっていると思うのだ…
>>続きを読む映像が上質な写真のよう。
俳優が動き、カメラは固定。
車中の密室で展開が進む静かな素敵で映画。
音楽◎
あー、村上春樹の作品だなと台詞が特徴的でその空気感は心地よかった。
題名の通り当然車がメイ…
このレビューはネタバレを含みます
夫婦の間でだけ感じ取れる形ないもの みたいなことを信じ合っていて、ある意味その関係性に酔っていたようにも思える二人だけど、結局妻が最期に何を言おうとしてたのかも分からないような、脆く危うい関係性だっ…
>>続きを読む枕が代わり寝つけず、なんとなく観始めたら3時間の超大作だった。
冒頭シーンから村上春樹みがすごい。
少しモラハラチックな夫の家福と、俳優と関係を持ちまくっていた妻の音、自分をコントロールできない俳優…
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