ドライブ・マイ・カーの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「ドライブ・マイ・カー」に投稿された感想・評価

さの

さのの感想・評価

4.2
すごく美しい、とにかく美しい
登場人物はもちろん瀬戸内の街並みや、劇中に使われているセリフでさえも美しく感じた

他人を大切にするには、他人の前にまずは自分の気持ちに正直になって自分を愛してあげるべきだなって感じた

他にも書きたいことは山のようにあるけど咀嚼しきれてないのでこの辺で
Hirorokid

Hirorokidの感想・評価

3.8
見終わって、今年見ないといけない作品だという気持ちと、どこかすっと心に届かないものも感じた。

劇中で「正しく傷付く」という表現が出てくるのですが、その表現の意図や背景が引っかかっている気がする。

真実がお通夜のような雰囲気の中で語られ続けることに耐え難さを感じているだけかもだけど。
HU

HUの感想・評価

4.3
映画を観に行って字幕の方に集中したのは初めてかもしれない。

家福がチェーホフの舞台脚本を読み込む作業を繰り返すことで問いに答えることを求めたように、この映画もまた我々観客に自分と向き合うことを静かに淡々と要求してくる。

これまでも村上作品は何度も映画化されたが、ここまで彼の求めるものを形にできた作品は無かったと思う。キャストのギリギリまで感情を抑えた静かな台詞回しが、観るものに考える余白を与え続けていたのも印象的だった。

突き刺さることが多く、久しぶりに村上春樹を読んで熱くなれた頃のことを思い出させてくれた素晴らしい作品でした。
relax

relaxの感想・評価

-
素晴らしかった。小旅行している時のような心地よさと、どこかいびつな気味悪さが同居している。気持ち悪い、と少しだけ思う、が、どうも今はそれがどう気持ち悪いかが説明できそうにない。しかし、気持ち悪いところも出そうよちゃんと正直に、と、自分の感情を臆さず出すべき時に出して、その場合気持ち悪くてもちゃんとその気持ち悪さを出す、という、最終的な解がそれなので、その答えに関して異論はなく、気持ち悪いと思うのは別におかしなことではないと思ったけれど。
榮

榮の感想・評価

-
「ドライブ・マイ・カー」というよりも『女のいない男たち』そのものだった。『親密さ』を思い出したけど脚本の力が増した分、画の力が下がった印象。と言っても『親密さ』のラストの田町駅でのショットや『寝ても覚めても』の天候の奇跡の様なフックが無いだけで平均でいったらこっちの方が当然良くなってる。役者は全員凄い、あざした
asa

asaの感想・評価

-
愛するとは、弱さ、なのかな……

「僕は正しく傷つくべきだった」
「自分の心と正直に折り合いをつける」
sanchang

sanchangの感想・評価

3.8
濱口さんの映画はいつもそうだけど、何気ない食事シーンのなにげない会話が1番感動させられる。3時間めちゃくちゃ引き込まれたし、とても感動したのだけど私はこの映画に対してその程度しか語る言葉を持ち合わせていなくてイヤになる。
喪失と再生の果てに、家福が気付いた最愛の妻を亡くした訳。他者を深く知り愛する為には、自分の弱さに打ち方勝たなければならない。
愛することは自分を変えることなのだと3時間で訴えかけられた気がする‥
なだ

なだの感想・評価

3.6
原作は未読だが画面から村上春樹感漂う映画。でも濱口竜介監督の世界観はしっかりと伝わる。
1人の女性を愛し続ける西島秀俊さんのブレない芝居が良い。

妻の死後、広島の演劇祭で自ら演出する多言語劇(日本語、韓国語など字幕での芝居)の公演を手掛ける家福(西島秀俊)さん。マイカーで広島に行き、演劇祭の方針でマイカーを嫌嫌ドライバーの渡利みさき(三浦透子)に任せる事に。

この23才のドライバーみさきは、洒落っ気はないが運転はめちゃ上手い。彼女の素性が気になる私。

主軸の舞台が家福さんの愛車なので暗闇の劇場では一緒にドライブしている気分になリます。







↓ネタバレ🙇






生前、妻の脚本家のとしての寝物語を楽しみにしていたが、未完のまま妻を亡くした家福さん。しかし意外な人物から物語の結末が語られる。

この人物は人目を気にしているのに、倫理的行動が伴わない自己中心的な人。クズ男と思うが病み人かもしれん。

身近な人に先立たれると、残された者は自責や後悔の念に囚われる。
ずっと隠してきた自責の念を赤の他人のドライバーと1人の男が共有する不思議な物語だが、観客もその想いに共感して感動してしまった。

二人共、幸せになっていて欲しいと願うラストシーンでした。
しう

しうの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん。
良い映画なんでしょうね。

でもさ、張っ倒すぞって思うんだよね。
濱口竜介に対しても西島秀俊に対しても。
あ、あと村上春樹作品に対してもちょくちょく思います。

三浦透子を抱きしめたあとに風景に向かって喋ってんじゃないよ。
監督それにOK出してんじゃないよって思うんです。

あと働かなくても良いし死んでも良いよ。
どうしようもなく苦しいと感じて生きている人にはそうとしか言えないよ。

もっと短く断片にしないと押し付けがましい。言いたい事が更に過剰に溢れているならともかく、全部言ってやり切られてもそこには広がりはないんじゃないか。

作家(ここでは濱口竜介でも村上春樹でもある)は作品の渦中に居てくれと思うんです。
作りながら苦悩して欲しい。そういう意味で僕は「作品」じゃなくて吐き出した血が観たい。

あ、サーブ良いすよ。
景色も良い。
四宮さんの抑制された端正なカメラワークは良いと思いました。

三浦透子は素晴らしいと思いました。


なんだろね。村上原作でもバーニングは良かったと思うのよ。

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