あのオープニングじわるよな〜人生の大事なものが引き算みたいにどんどんなくなっていって感情も奥底に抑圧されたんだなとわかる虚無感たっぷりの西島秀俊の横顔がたまらんな。そこに穏やかな瀬戸内の海が優しく現…
>>続きを読む自分が人生の中で直面した出来事について正しく悲しめているかを確認するための映画。あとは、ただの無関心について、正しく悲しめなかったという周り口説くかっこのつけた整理をあまりしないようにしたい。
古く…
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SAAB900のturbo、子どもの頃に住んでたマンションの駐車場に停まっていて、色も同じであの赤がかっこよくてturboのロゴマークがまたかっこよくて、人生で最初に乗ってみたいと思った車です。
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棒読みの劇団
通訳の人も棒読み
テープまでも棒読み
ドライバーも棒読み
まるで感情がないように
徐々に色づいてゆく感情と劇とストーリー
崩れた家での最後の台詞の後、画面の色味が青から黄に変わったよ…
まるで車に揺られているかのように時間を忘れるあっという間の3時間。冒頭からかなり官能的。『寝ても覚めても』こそ印象的な性描写があるのかと思って観たら、そういうシーンが一切なかったから、今作での性描写…
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なんというか、日本にやって来て地方の古民家とかに見惚れて住み着く外国人なんかが好きそうな映画だと思った(笑)静謐な風景の中、なめらかに曲がる車があり、そこには黙々と丁寧に仕事をこなす人がいて…、皆言…
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最近、辛いことに直面したときのことについて少し考えていたのでとてもタイムリーな内容だった。
辛いことがあると、子どもの頃は「悲しい」「辛い」「苦しい」と真正面から受け止めて打ちひしがれる純粋さがあっ…
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