2016年製作ということは任期を迎えたオバマ政権を総括、という意味合いもあったのだろう。
世間が思っているよりもオバマは人間のクズですよ、というメッセージが濃い作品。
何故戦争はなくならないのか?…
なんとなく知っていたことではある。しかし、改めてその詳細をまざまざと見せつけられると、末恐ろしい世界に生きているものだなと感じる。僕は、世の中の大半の人間は善良だと信じているが、善良ではない一部の人…
>>続きを読むサブタイトルから『ロード・オブ・ウォー』のような武器商人に着目したドキュメンタリーかと思いきや、ほぼ丸々中東戦争やアメリカによるイラン攻撃の裏側の話。
内容の当てが外れたのは仕方ないとしても、報道映…
「シャドー・ディール 武器ビジネスの闇」。数々の人の証言がひたすら流れるのだけど、構成がうまくて引き込まれる。形は「主戦場」が近い。お金のために戦争が終わらないって虚しいような気がしてならないのだけ…
>>続きを読む世界の戦争が終わらないのは、戦争を続けさせたい勢力がいて、それは主にアメリカの軍需産業だと思っていたし、戦争に関する映画のレビューで何度もそう書いた。本作品はその考えが間違っていなかったことを証明…
>>続きを読む武器ビジネスについてのしんどいドキュメンタリー。描かれている時代はオバマ政権まで。
難民問題とか、内戦で苦しむ人たちとか、そういう映画もあれこれ観ていて、そもそも戦争さえ終われば問題解決じゃない?…
まさに永久戦争、
戦争が起こるから武器を売るのではく、
武器ビジネスの拡大のために国際政治を動かし、戦争をつくり出しているというなんとも皮肉な現実、そして私たちがこの作品を見て憤慨したからと言って、…
本作で薄気味悪いのは、記者や市民が果敢に(時にはヒステリックに)疑問を投げ掛けて、軍産複合体の幹部やアメリカの歴代政権の高官はそのときにオドオドしているにも関わらず、彼ら(サッチャー以外ほとんど彼女…
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