Again 荒木浩.
およそ20年振りのフィルム回帰。
スパンだけなら殆どトレスポ。
「A」の森達也のパスが柔らかいクロスだとしたら、今回のこの金正男似の監督が放つパスは完全にキラーパス。
荒木浩…
上映後のトークショーでの監督の「荒木氏を救いたかった」という言葉が印象的。今までの交流は何だったのという気にさせられるラスト。やはり一筋縄ではいかない。色々と考えさせられる作品。監督の著書を読んでみ…
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4月28日に一度目を見て、5月14日(偶然だが、本作の「主人公」の一人である荒木氏の出家記念日)に京都シネマ初日に2度目の鑑賞。2回見たことでこの映画に対する感想が多少変わったので、ネタバレ込みで以…
>>続きを読む怖かった。
ただ宗教を信じること自体は自由なので、私としてはこの作者が少しお節介にも見えてしまった。
映画館でみている途中で変な匂いがした気がして、一瞬サリン事件が頭をよぎって、本当に背筋がゾクっ…
地下鉄サリン事件の被害者でもある坂原監督とオウムの荒木さんのドキュメンタリー。
荒木さんへの集団リンチにより、逆にオウムへの引きこもりを促進させる映画のように見えて少し後味が悪かった。
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「贖…
このレビューはネタバレを含みます
とてもざらざらした作品だった。荒木は何を望んでいるのだろうか。荒木がもとめるものは現在の教団に存在し続けているのだろうか。
この作品の圧倒的な違和感は、写し出されるあらきの非常に空虚な表情と、時々…
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