甘くない終わり方が現実的であり、甘いラストを望んだ人こそ本当の主人公の生きてる世界に気付けていないという罠。彼女は最後まで許さなかったし、それでも彼らは神を信じていて、神はいつでも都合がよかった。
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例えるなら。
飲み物ならラッシー。(ヨーグルトみたいなインド料理に合う飲み物。あ、イランだ。)
イラン🇮🇷がどこにあるか世界地図でわかりますか?
(汗)わからないので調べました。
アリ・ダエイし…
白い牛のバラッド
イランの作品は、2年前に "ある女優の不在" を観て以来久々の鑑賞。イランは中国に次いで、世界で 2番目に死刑が多い国だということにまずは驚く。
テヘランの牛乳工場に勤めるミナ…
あたくしこう見えてシステムというものが好きでして,これはこう,それはそれと方程式のような社会活動は分かりやすくて何より楽です.落語だってこうこうこういう稽古すりゃ上手くなるからやってごらんって言われ…
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察しの良い人であれば男の正体は秒で分かると思います。男は許しがひたすら許しが欲しかったんでしょうね。素直にごめんなさい許して下さいお願いしますって言って全財産渡せば話は早かったのに。そうしたらお母さ…
>>続きを読む冒頭からなんとも印象的なビジュアル(白い牛、刑務所の外観の、立体的な構図がわかりやすい絵。まるでアート)。陰鬱なストーリーのなか、この美意識が端々に見え隠れして、静かな映像に独特の緊張感を与えている…
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脚本はシンプルだが、見入ってしまった。
撮り方が特徴的だと思った。
例えば口紅のシーンは1回目は横、2回目は鏡の中から撮る、と言った違いがあった。
また車の中でのシーン、判事と主人公を撮るときに、序…
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まずは、変わったタイトルに惹かれました。刑務所の中庭でポツンと立ってる白い牛は、生贄となった無実の者のメタファーなんだとか。冤罪サスペンスというキャッチコピーがあるけど、サスペンス色はさほど感じられ…
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