主人公の田中良子親子にこれでもかと襲いかかる理不尽。初めの頃は、加害者の葬儀に訪れた良子を非難して「頭の悪い主婦」と見下す弁護士や、被害者家族に同情ではなく軽蔑で絡んでくる不良学生に苛々していたけど…
>>続きを読む世の中には理不尽が満ち溢れている。
最悪の神様ばかりに巡り会うことがある。そんな中にごくたまにある共鳴。だからなんとか頑張ろうと思えるのだろう。
あの事件をモチーフにした導入。あまりの理不尽さの応…
このレビューはネタバレを含みます
観ていて腹が立つシーンばかりです。
「生きちゃった」と同じように、長く生きてほしい人ほど早く亡くなってしまうことの虚しさを強く感じた。
そしてあらゆる理不尽を「まぁ、頑張りましょう」と無機質な顔…
「生きちゃった」のサイドB、的な…?
メインキャストも助演陣もいい味を出していたものの、申し訳ないですが終始ノリきれなかったので、ちょっと長いな…と思ってしまいました。
永瀬正敏さん、嶋田久作さんら…
観ていて気持ちがどんどん落ち込んでいくのも、無性に腹が立つのも、目を背けたくなるのも全て、この映画が現実と地続きになっているように思えるからなんですねきっと。
舞台もコロナ禍の世の中で、これは今ま…
不幸の中で出会う、クソ喰らえな感情を、生を実感させる迫真の演技で表現する、田中良子こと女優尾野真千子に圧倒された。
不幸なことばっかで辛くなって、
何も意味を感じなくなることがあっても
本当に意…
やーもうつらすぎて…
このつらさ、どこかで経験したぞ…と思ったらミッドナイトスワンでした(あくまでも私の感覚です)。
出てくる男たちが老若問わずみんなクソだし、つらいことがあまりにも次々起こりすぎ…
©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ