映画館で見逃した作品。
社会のルールから悪い方に弾かれてしまった家族。
夫(オダギリジョー)を交通事故で亡くしてから7年後。コロナ禍。
妻の田中良子(尾野真千子)は、中学生の息子純平となんとか暮ら…
令和の不幸の詰め合わせ。
ちょっとしたロックスピリットで切り抜ける。
飽きずに観れるんだが、時事ネタと物語がうまく噛み合ってない感じがする。けど、現在の映画として現実を積極的に絡ませようという心意気…
このレビューはネタバレを含みます
・絶望から始まった。
わ!早速オダギリジョーだ!と喜んだところでその喜びを奪われた…。
出演、あと写真じゃん!!なんと贅沢なオダギリジョー使い(笑)
・社会問題、理不尽が詰め込まれていた。なんとも複…
どこまで田中良子の芝居なの!?我慢しているのは誰?ルールに見放されて、ルールに傷つけられる母と息子のお話。この世界の片隅にはきっと存在するのかもしれない。純平くんがもう少し大きかったら、ケイの人生も…
>>続きを読む不条理の闇鍋
【時期】2020年頃(コロナ禍)
さて次はどんな不幸が起こるんだ?と思わされるほど仕事とプライベート関わらず次から次へと不幸が訪れる。
不幸はわかりやすい悪意という形を持って現れ…
絶望も希望も伝わってくる秀作
尾野真千子さんの演技が際立っている。迫真、憑依以上の凄みがあった。
子供がいるといないでは生きる意味というものが全く異なる。
それを対比させるための彼女であり、男と女の…
理不尽な交通事故で夫を亡くした母子。なぜか賠償金を受け取らず貧困な暮らしを強いられていた。
まず真っ先に池袋暴走事故を連想させる映画。飯塚幸三のように上級はなぜか無罪、しかも謝らない!腹が立ちます…
©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ