このレビューはネタバレを含みます
【ログライン】
西は自社の汚職を突き止めるため、首謀者の娘と結婚し、真実を暴こうとするが、嫁の父の手によって殺される。しかしその父もまた首謀者の手下に過ぎなかった。
【レビュー】
世代もあるだろう…
黒澤明監督作品。
重厚な社会派映画だった。
序盤は少しローテンポで辛かったけど、話が進むにつれて面白味が増していった。
人物相関図が理解できてくるとグイグイ物語に引き込まれてしまう。
レビューを読…
▼10/17/15鑑賞
復讐のため、公団の汚職に挑んだ男。戸籍を変え、副総裁の娘と結婚する。気が触れた西村晃、良い。監禁される志村喬、笑った。やりきれないラスト。悪い奴ほどよく眠る――闇の権力はあま…
公団の副総裁の娘の結婚式から物語は始まる。娘は脚が不自由で旦那の“西”はカネ目当てだと散々な言われよう。汚職や何やで世間を賑わす公団、結婚式には記者も多く騒々しい。そこに運ばれてきたケーキ、幹部数人…
>>続きを読む冒頭の結婚式のシーンが退屈でしたが、皆さんのレビューを観て納得。
そういうことね。
そこからはさすがの展開。グイグイ引き込ませて、そのままラストへ。
なんてムナクソ悪い。
それにしても50年…
最初の結婚式場のシーン。言わずと知れたゴッドファーザー冒頭シーンの引用元。
人物と状況の説明と、その後のサスペンスフルな伏線を一気に貼ってみせるその効率性。そしてそれを結婚式で行うというブラックユー…