凡庸な悪
名場面・名音楽・名タイトルと映画の良さが詰まっている。ドラマでもありそうな場面の数々なのに、場面の作り方がどれも効果的で印象深い。話題の結婚式の場面は、人間関係を把握するのに効果的で、記…
別人になりすまして相手の懐に飛び込み、過去の恨みを晴らす復讐劇は、アレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』に多かれ少なかれ影響を受けてるみたいだけど、残念ながら種本は未読なので、機会があれば読…
>>続きを読む黒澤明作品って、
すんごく面白いんだけど、
冷静に筋を考えると割りと普通、
ってことが多いと思うんだけど、
この作品の終わり方は予想できなかった。
まぁ、それだからこそのこのタイトルなのか。
こり…
冒頭の披露宴のシーンは、不穏な雰囲気、張り詰める緊張、クスッとする皮肉、とにかく凄まじい印象を残した。
インパクトとして、披露宴を超えるシーンは現れず、ラストを迎えたそれだけ披露宴のシーンが素晴らし…