ベネデッタの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 12ページ目

17世紀イタリアのペシア 町
キリスト教[旧教]の権威が絶対だった
時代、少女ベネデッタは小さな奇跡を
起こす力があった。
そんな少女は修道院に入り成長を
とげて後、身体に聖痕を現し、
新しい修道院…

主人公ベネデッタと性愛に溺れていくバルトロメアは修道女の皮を被らざるを得なかった野生動物。野生動物の飼い慣らすことのできない激しさとありのままをさらけ出す姿は現実では絶対にお近づきになりたくないが、…

キリスト教自体には興味があっても
修道女のこととか全く知らなかった。
こんな感じで修道院に入るんだ…
なんだこれ…って思ったけど。

始まりの盗賊からの奇跡、
マリア像落下からの奇跡、
奇跡ってある…

面白かった！
ベネデッタの奇跡は最後まで本当か嘘か分からないが（幻覚、自作自演ではないか？という状況証拠だけ登場する）、神を信じない修道院長、堕落した教皇大使などは明確に描かれる

結果として記録に…