「僕は、僕以外になりたかった。」
母親との最後の会話のシーンは思わず引き込まれた。なりたい自分や、なるべき?自分に努力してもなれない。ありのままの自分自身と周りが求める像との乖離に苦しむ主人公。自…
彼を取り巻く社会、環境、家族、出会い、愛や孤独。何がそうさせたのか、他人事ではなく誰にでも通ずると感じた。
最も印象に残ったのは、
「皆 絶望的な気持ちで毎日過ごしてるんだ
時々 僕は自分を見て 分…
身につまされる。息子の気持ち、母の気持ち、父の気持ち。自分を受け入れてくれる大好きな人が居なくなる。人と上手く交流できない。彼の言動の理解できない部分が怖い。悪い方に転がって行く、彼に救いはなかった…
>>続きを読む(今の)社会性ないだけで、人間らしいのになあと思いながらみてた。そういうつもりあるんだかないんだか知らないけど、何だかかわいそうになってしまうところもあって。森の中の動物のネクタイとかね。
何も知ら…
このレビューはネタバレを含みます
正しくないことも含まれそうだけど、思ったことを
・根っことしては先天的なものに感じた。そこから後天的に少しずつ要素が足されていく感覚で、本人にも止められないし、環境的にもブレーキとして働くことはなか…
オーストラリアで実際に起こった銃乱射事件を元にした作品。昨今の日本での安倍元総理の銃撃事件もあり、観ていていろいろと考えさせられるものがありました。美しく、想像をかき立てられる映像がまた引きこまれる…
>>続きを読む少しずつ少しずつ日々を重ねて、間違えることもあって、少しずつ少しずつ嫌な人間になっていく。気がつけば最低な殻を纏って生きていかなければいけないことに絶望する。助けてくれる人や、優しくしてくれる人の愛…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
なんでこうなる前に男を殺してあげなかったんだという気になる。正直、正解がそれ以外見つからん。そしてそういう人は日本にも沢山いる。過去だけじゃなく今も。こんなこと言ってはいけないことは百も承知だが、社…
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