このレビューはネタバレを含みます
まさに「メモリア」だった
「メモリア」の語源はラテン語で
「記憶」って意味のほかに
小惑星って意味も持つことば
鑑賞者自身の「メモリア」を呼び起こすために
余白や余韻を
必要以上に持たせているよ…
◼️夢なのか現実なのか〜💤◼️
本作は、”音”がポイントだとも聞いていた作品だったので、映画館で見ようと決めていました〜
最近、坂本龍一氏監修の映画館で上映されており、早速、見に行ってき…
ものすごく"音"が印象に残った。
映画を進めていくのも音だし、会話の間も音だし、環境音も音だし、とにかく音。
森閑としたシーンが多いので、その後のシーンの環境音が"音"としてどんどん成立していく…
途中までつかめなくて眠くて仕方なかった。あの男にもう一度会ったあたりで加速してどんどんいい体験になっていく
音によって過去を体感する映像体験。あくまで見ている側には音しか感じられない。でも、当事者が…
摩訶不思議な断片が散りばめられる前半、
そしてアピチャッポン作品は雨が降り注ぐ密林の中でひときわ輝く。
断片は回収されないままなのだけど、不思議な納得感と不条理なカタルシスが訪れる。
ブンミ叔父さん…
©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.