「撮ることは耐え難きを撃つことである」
冒頭。青年は自分が撮った写真と自分が撮ろうとした風景を見比べる。自分がみている世界と自分が撮った写真との乖離。その乖離に青年は苦悩しているよう。
じゃあな…
ひょんなことから一緒に旅することになった青年と少女の交流をモノクロ映像でつづったロードムービー。
少女の祖母に会いにいくのか?
青年の両親に会いにいくのか?
何が何だか??
行き当たりばったりな…
あまり見馴れていない時代、国、監督の映画を観るって、誰かと初めてちゃんとおはなしする時みたい。
好きな監督や、見馴れた現代の映画ならなんとなくの流れ、起承転結のタイミングが読める。
はじめましてに…
このレビューはネタバレを含みます
記事を書いて来いと言われたのに、ポラロイド写真しか撮ってこない、30過ぎの青年。
資本主義大国アメリカで、誰でも替えの利く現実を知って意気消沈。
ポラロイドカメラを残し、マイカーを売り払って、ドイツ…
気怠い導入部の画面連鎖を漫然と眺めていると、ふと差し込まれる「回転扉の邂逅」の鮮やかさが、主人公の二人が出会ったことを一瞬で伝える。
例によって起伏の乏しいヴェンダースの語りの中で、ロビー・ミュ…
アリス役の子役がいなければここまで記憶に残らないのでは。と思うぐらい、やる気気力ダダ漏れな主人公フィリップ。(でもナンパはしてる)このシーンが好き。
ニューヨークからアムステルダムに渡るのが亡きパ…
旅行記の執筆のためアメリカを放浪していたドイツ人作家、フィリップが、空港で9歳の少女、アリスとその母に出会う。ひょんな事からフィリップは少女をアムステルダムまで連れて行く事になるが、、、。
カモン…
昔に観たのだけど内容あまり覚えてなかった。改めてみるとストーリーとしては特に何が起こるわけでもないロードムービー。ただ、街並みのなかにアリスとフィリップがいるだけで絵になる感じ。証明写真の笑顔がたま…
>>続きを読む正統派ロードムービーというか、旅物語。
(ロードムービーという言葉自体もヴィム・ヴェンダース監督あたりから使われるようになったとか)
一言で表すならば、雰囲気がとてつもなくよかった!
目的があるよ…
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