このレビューはネタバレを含みます
性別の非対称性について。
当時タブーとされた中絶に対して、個人の尊厳と法と世間体のバランスのため、妊娠をした女性は「産む」という主体的行為をほぼ強制的に行う必要がある。よく「見えない」圧力のように現…
傑作!!!
画角はスタンダードサイズだし主人公が写ってる時間も顔のアップも多いのに、、
なんでこんなに面白いんだ、、凄すぎる
予告が映画前半のダイジェストっぽいので出来れば予告観ずまっさらな状…
スタンダード・サイズの窮屈なフレームの中で、下宿舎の美しい少女たちは男どもに視られる方法を各々あれこれ模索する。中でもアンヌ(アナマリア・ヴァルトロメイ)の的確なクリティック(指摘)は生娘たちの中…
>>続きを読む監督と主演アナマリア・ヴァルトロメイの舞台挨拶付き
(フランスのテレビ局も同行)
映画は解を与えるのではなく、観る人に問いを投げかけるものだ。
というお話がとても印象に残りました。
まさにその言葉…
作者の実体験をもとに作られた映画だからほぼ実話かぁ。
”女性には選択肢はない。”というセリフ。
辛いなぁ。中絶が犯罪になることは現在はないけど、女性が心身ともに経験する辛い想いは今も昔も変わらないな…
妊娠をこんな風に捉えたことがないから完全に異文化に引き摺り込まれた感じ。妊娠が"一巻の終わり"っていう発想がすごい。時代が違えば一大事。男性に見てほしい恐ろしい作品。"主婦になる病気"って表現が如何…
>>続きを読むヴェネツィア国際映画祭金獅子賞に輝いた本作。
金獅子賞の作品なら是非とも観たいと思って映画館へ。
でも本作の上映館数は少なくて、とても悲しいですね。
こういう作品こそ、みんなに観て欲しいんですが…
…
これすごいな…。
いやードキドキハアハアしました。心臓に悪い…。もう汗ダラダラですよ。
観てる側が主人公のやってることをそのまま体験してるような、言わば究極のバーチャル映画。追体験。
主人公の…
文字通り「内蔵をえぐられる」ような感覚だった
女に生まれたからには向き合わねばならない作品のようにおもう
妊娠は性差ゆえこととはいえ神は「女」になぜこうも試練を与えるのか、宗教って女に厳しい気がし…
久々に目閉じる系の映画だった…
もう一種のドキュメンタリーだよね…女性の問題と更に自分は何をしたいのかという人生の問いまで語ってくるような。それくらい生死を分ける出来事だったし、今でもそうなんだとい…
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