スウェーデンの巨匠ベルイマン後期の代表作。
病を患い死の床にある貴族階級の女性と彼女を看病する姉と妹と召使いの4人の女性の姿を描いた物語です。
「野いちご」で老人が迷い込んだ悪夢では時計に秒針はあり…
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病膏肓に入るアングネスの屋敷へお世話に来ている姉妹カーリンとマリア、そして召使アンナのお話。何の病気だったのかは明言されず。
細かく動くカメラワークがとても美しかったです。クドくならない絶妙な動か…
これは美しい絵の連続で、赤い色がキーワードになっているのでしょうね。赤色は魂を表現しているのでしょうけどやっぱり人間は血のイメージがあるせいか不気味にうつります。なかなか面白いドラマでもあったけど、…
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静のイメージがベラスケスとか絵画の構図みたいで映像は美しいけど、初見は意味不明。無知ながら後々思い出すと、老いや澱み、腐敗を衣服や背景の静で、澱みの中の死への抵抗や不調和などの動は赤なのかなと思った…
>>続きを読む人は愛し、憎む。
もう余命幾許もない、女主人に仕え、苦しむ彼女に赤子に与えるごとく自分の乳房をさられけだし、安心させようとするメイドが、宗教的な人物に見えました。
例によって、男が出てきて、女達が感…
画面を埋め尽くす強烈な赤色から感じる不協和音と死の予感。
壁、床、家具まで真っ赤な部屋に白と黒の衣装、そして美術や構図、光も影も全てが美しい。
どこまでも赤く絵画のように美しい画面に見惚れているとこ…
イングマール・ベルイマン監督〜🎬
赤赤赤赤赤〜♪
色彩がとても好きでした〜♡
広々とした屋敷で暮らす上流階級の次女アグネスと召使いの女性。
次女アグネスは病床についていた。
嫁いでい…
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