基本的に赤と白で構成されている
映像は綺麗なんだけど視覚からも聴覚からも巧みに閉塞感を伝えてくるので見てる間の息苦しさがすごい。でもその息苦しさが癖になる、特に最初の苦しんでる声や中盤〜後半の生々し…
脳を休められない映画だった。これは一度見ただけでは理解できない類いのもの。
以前に見たけどレビューを書ける気がしなくて、でももう一度見直しするには脳ミソのあら熱を冷ましたくて、時間を置いていた。
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このレビューはネタバレを含みます
最初見たときはあまりにも退屈で寝てしまい、とにかく画面が赤かったな位しか覚えていなかった。翌日改めて鑑賞してみましたらば、あんな赤い部屋で暮らしていたら精神に異常をきたしてしまわないかな?という、や…
>>続きを読む映画で描いた西洋絵画とキリストの受難と突然気づいた。彼は画家になりたかったのかな。カラーなら、描くことができる!って嬉しく思った姿が浮かんだ。
アンナの看病はピエタだ。アングネスの復活はキリスト。ア…
髪まで赤毛。染めたのかな? 地毛?
この映画、分類的にはホラーが一番近いと思います。
赤はサスペリア、次女(アングネス)の様子はエクソシストです。長女(カーリン)と三女(マリーア)それぞれの夫婦関…
真っ赤な屋敷。そこに三姉妹と家政婦の女4人。3人は姉妹の1人の看病をしている。溢れる非日常感。たが夫や他の男性との恐らくそれまでの日常であった回想シーンにもどこか現実離れした夢の中のような空間を感じ…
>>続きを読む閉鎖的な真っ赤な屋敷の中で四人の女性がそれぞれ抱える「叫びとささやき」を描いている。
カット数が少なく独特な撮り方をしていたのが緊張感があって不気味だった。
まるで演技ではないような凄まじい演技力に…
このレビューはネタバレを含みます
社会や家庭での女性としての役割から4人の女性たちを解放し、(男性のいない)赤い屋敷に集める。
4人が集まっている屋敷の時間的、空間的な外での人生が回想されていく。
(この回想シーンにいく、顔のアッ…
このレビューはネタバレを含みます
(メモ)
赤、白、黒の効果的な使用
シークエンスの切れ目に挿入される
照明が赤→白→赤と変化し、最後には一面が赤くなる印象的なトランジション
服を半分脱ぎ、左半身を曝け出したアンナに寄りかかる…
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