スクリーン(モニター)の四角い窓のすぐ向こうで、市井の人々の生活が繰り広げられているのをじっと見詰めているような感覚。
主人公達にとっての事件は起こるが、観客の為の映画的な分かりやすいドラマのうねり…
前作・前前作よりは昔のスタイルに戻った感じ。カメラをあまり動かさず、構図の中を人物たちが動き佇む。なぜだろう。椅子に座るか床に座るかの家屋の違いからなのか?カメラを十分に引くスペースがあるかないかな…
>>続きを読む登場人物が自然体を通り越して、感情が薄すぎる。
途中から飽きてしまった…
が、同じカットを別日で何度も撮る侯孝賢のこだわりに浅野忠信感動したとインタビューで答えていたので、そういう見かたをすれば…
東京で独り暮らし。 小さな部屋。 カーテンを開けても部屋は薄暗く、風も入ってこないから、扇風機を回している。
ふつうの暮らし。あたりまえの暮らし。むかし、自分がいたところ。何でもない日常にあった、そ…
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