セーラームーンシリーズの初劇場版。監督はシリーズディレクターも務めた幾原邦彦。
当時大ヒットしていた『美少女戦士セーラームーン』だが、女の子だけではなく男の子にも思い切りぶち刺さっていた。作品のフォー>>続きを読む
『羊たちの沈黙』の前日譚。原作小説が発売されたのも『羊たちの沈黙』より前で、物語の時系列そして原作の発売順共に『レッド・ドラゴン』→『羊たちの沈黙』→『ハンニバル』となる。原作は『羊たちの沈黙』よりも>>続きを読む
前作より10年後、レクターを追うクラリスとレクターを殺したいメイスンの三つ巴の続編。原作はクラリスとレクターが結ばれるという結末であまりにも気持ち悪かったので映画版では結末が変更されている。原作版がな>>続きを読む
連続皮剥猟奇殺人事件が発生。FBI訓練生のクラリスは元精神科医の猟奇殺人者鬼レクターの助言をもらい犯人を捜すというサイコサスペンス。
この映画にはレイヤーがいくつかあり、男性社会の中で酷い目に合いなが>>続きを読む
原題はZombi 3。ロメロの『ゾンビ』がヨーロッパではDawn of the DeadではなくZombieのタイトルで公開されており、『ゾンビ』のヒットにあやかって『サンゲリア』はZombi 2のタ>>続きを読む
おそらくヴードゥーの呪術により死者がゾンビになって蘇り阿鼻叫喚というイタリアンゾンビ映画。エロとグロで積極的にエクスプロイテーションしていく潔い姿勢、訳の分からなさとハッタリで構成されたグルーヴ感の9>>続きを読む
香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイクで、元の映画の方は無常観や哀愁漂うような映画だったが、何故かこちらは面白おじさん達がひたすらワイワイやるゴキゲンな映画になっている。お互い潜入先に>>続きを読む
ヤン、ウォン、サムと面白い人たちが全員いなくなって、一人取り残されたラウにすべての業が降りかかってくる最終作。原題タイトルの無間道が大きく意味を持ち、絶えることのない苦しみを受ける地獄においては生きる>>続きを読む
前作の前日譚で、ヤンとラウとウォンとサムが11年前から何をしていたかというお話。過去にも何気にこの人たち密接に関わっていたことが明らかになる。前作はウェットな部分もありつつもテンションの高さは維持する>>続きを読む
マグロ食ってるようなのはダメだな。
エメリッヒが監督した初ハリウッドゴジラ。ただゴジラというか、恐竜やモンスターという向きがかなり強い。ゴジラがマグロ食ったりなど生物感を強めている。モンスター映画とし>>続きを読む
ガメラの敵には、なりたくないよね😊
前作の1年後、北海道に飛来物が落下。植物怪獣レギオンは札幌、仙台で暴れさらに電磁波の多い首都東京へ向かう。自衛隊はレギオンの進行を止められるかという、前作のもし現実>>続きを読む
平成ガメラシリーズ第一弾。監督はエンタメ志向の金子修介、伊藤和典のもしも怪獣が現れたらのシミュレーション的な脚本、名特技監督の樋口真嗣と、低予算ながらも色々なピースが上手くはまり、平成ゴジラシリーズは>>続きを読む
平成ゴジラ完結編。初代とつながりのあった84ゴジラからこの映画まで平成シリーズは全てつながっており最後は初代と絡めて終わりを迎えるという綺麗な完結の仕方だったと思う。完結と言ってもこれで終わったわけで>>続きを読む
前作より1000日後ぐらいの直接の続編。ハリウッド映画、恐竜、ムー、反核、バブルで浮かれていた日本への警告と色々な要素ごちゃまぜの珍味みたいな映画となった。
VSシリーズは通底として反核とハリウッド志>>続きを読む
様々なギャング勢力がしのぎを削る19世紀のニューヨーク。父親をダニエル・デイ=ルイスに殺されたデカプーが、ダニエル・デイ=ルイスのグループに入り込み復讐を狙うというニューヨークギャング大河ドラマ。頭お>>続きを読む
ドラゴンボールのTVSPで東映が作った原作エピソードなしのオリジナルだが、その後原作にも採用されバーダックは漫画にも数コマ登場する。一族が滅びる様を見て苦しめというのでカナッサ星人に未来が見える力を植>>続きを読む
『ゴジラvsキングギドラ』のメカキングギドラを利用してメカゴジラを作り、絶対にゴジラ倒すというゲーム的な内容。ゴジラ倒すとかそういうこっちゃなくね感が漂う。三枝未希など怪獣サイドの人間もいるが、心も怪>>続きを読む
この映画を一言で表すと家父長制だろう。父親の三浦友和は家父長制を体現したかのような家庭を作っている。また母親と次男、特に次男に家父長制は強く伝染している。長男は家父長制から逃れられないが、家父長制にど>>続きを読む
前作84ゴジラの直接の続編で、前作のリアリティ路線はある程度踏襲されたが、三枝未希、ゴジラが戦う怪獣、川北特監、高嶋兄弟、ハリウッド志向など後の平成VSシリーズの要素が揃い、平成VSシリーズのフォーマ>>続きを読む
70年代のカジノの栄枯盛衰。デニーロがクズか無能かヤベー奴しか周りにいない中でえらい目に合いながらも健気に頑張る映画とみせかけて、何気にデニーロも結構碌でもない奴という、どうしようもない人たちがどうし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
マインドハック(どんでん返し系か?)とか宣伝しててこの内容だと、主人公が取り調べで回想形式で語るって『ユージュアル・サスペクツ』か?主人公のなりたい自分みたいな男が主催するホモソーシャルでマッチョ主義>>続きを読む
THIS IS ONLY THE BEGINNING.(これは始まりにすぎない)
逆シャアより時代設定は30年後。主人公の住むスペースコロニーに敵MSが侵入してくるというファーストと同じ始まり方をする>>続きを読む
アムロとシャアの最終決戦という映画だが、アクシズを地球に落とそうとするネオ・ジオンとそれを阻止しようとするロンド・ベルの攻防で、最後はもはや観念というようなとんでもない終わり方をする。革新派の革命につ>>続きを読む
元々湊かなえの原作は読んでいた。他にも湊かなえの小説は何冊か読んでいるが、子供に対して、子供は完全純粋無垢な真っ白な存在ではなく悪意を持ったりもするという捉え方をしており同意するので湊かなえを全否定は>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
物語の舞台となる精神病院に連邦保安官の主人公が捜査に来る+どんでん返し宣伝の映画とくれば、最初の段階でもしかして主人公が狂っていたというオチなんじゃねと予想がついてしまう。精神病院が舞台で実は主人公が>>続きを読む
対ドレン隊からア・バオア・クー脱出までの完結編。TV版では安彦良和が倒れてしまったため後半は不参加なのだが、この映画ではその鬱憤をはらすかのように新規カットが大量に投入されている。そのためか、やっと1>>続きを読む
アムロ家出から、対ランバ・ラル、黒い三連星、マゼラトップ、ミハル、ジャブロー、そして宇宙へまでがこの映画となる。結構ギュウギュウに詰め込まれているため、各ドラマのダイジェスト感がどうしても出ている。か>>続きを読む
ガンダムは本放送では視聴率が伸びず打ち切られるも再放送とガンプラで火が付いたというのはよく知られている。企画段階でこれまたTV版は低視聴率のため打ち切られた『宇宙戦艦ヤマト』を分析して、内容は面白いの>>続きを読む
ドーン🤜、ドーン🤜、ドーン🤜
本気でやっているのかふざけているのか分からない『殺しの烙印』の世界を真剣にやってみましたみたいな、この世界は殺し屋しかいないぐらいの相変わらずの殺し屋ワールドで、『ブラッ>>続きを読む
ウ~ズを浴びたカメや虫などがミュータント化。地下で暮らし人間世界に憧れるタートルズ4人がゲロインと手を組み、今巷で話題のスーパーフライを捕まえれば英雄になって自分たちも受け入れてもらえるんじゃねと頑張>>続きを読む
インドのエリート工科大学にランチョーという『メリー・ポピンズ』のメリー・ポピンズや『いまを生きる』のロビン・ウィリアムズみたいな学生が入学してきたことにより起こるドタバタと、卒業してから10年後にラン>>続きを読む
1年間不眠症の工場勤務の男が怪しいおっさんと出会ってから周りで不可思議なことが起こる。これは現実か妄想か、それとも裏には大きな陰謀があるのかというスリラー。
初っ端の段階で不眠症か統合失調症的な症状>>続きを読む
ベネズエラの油田で大火事が発生。火事を消すにはニトログリセリンを爆発させて消すしかない。食い詰めた男4人が500キロの道のりをトラックでニトログリセリンを運ぶというロードサスペンスブロマンス映画。19>>続きを読む
次作の執筆途中にFが亡くなったため、F完全原作のドラ長編はここまで。おそらく『銀河鉄道999』、『ウエストワールド』、『ボディ・スナッチャー』を元ネタとしているだろう作品。SL型の宇宙船で遊園地惑星に>>続きを読む
暴行で刑務所に14年投獄された男が自分の弁護を担当した弁護士を恨み復讐するという、あたおか男に粘着されるサイコスリラー映画なのだが、この映画は前述の通りあたおかに粘着されるサイコスリラーなのは間違いな>>続きを読む
グランツーリスモが上手いゲーマーをスカウトして、レーシングドライバーとして育て実際のレースに参加するという実話。グランツーリスモにハマってる奴は車に興味のある奴だから潜在的な日産の顧客だ、ゲーマーをス>>続きを読む