ヴァルダ特有のコメディや大道芸を通した大衆への嘲笑のようなものを感じた。作り物の喜劇性へのまなざしの冷徹さを、ヴァルダは非難しているのだろうか。断定的で単調な世界へのわずかな羨望と、それの造り手への…
>>続きを読むアニエス・ヴァルダ監督はやはり演出が素晴らしい。精密検査の診断結果が出るまでの不安な2時間を淡々と描いた映画で、主人公の揺れ動く気持ちを繊細に描写している。ただそれはそれとして、さすがにストーリーが…
>>続きを読む再鑑賞のつもりでみたけど初見だったパターン。このパターンもあるのか。思い込みってこわい。益々自分が心配になる😌
アニエス・ヴァルダの土地・時代・カルチャー・人物を映し出すフォトグラファーらしい映像…
【死を着飾る女性】
「ヌーヴェルヴァーグの祖母」ことアニエス・ヴァルダが脚本・監督を手がけたフランス・イタリア合作のドラマ映画。癌検査の診断を受けた女性の検査待ちの2時間をドキュメンタリー風に…
意図は分からないけれどカラーとモノクロの使い分けが印象的。
自分の不安に対してナーバスになっているけれども周囲の人間はどこか楽観的で不信に思うクレオ。クレオの気持ちにも周囲の人達の対応にも大いに同…
ねええ、1961年の映画なのに、この全然色褪せることのないお洒落具合いはどうなってるの、、、??
冒頭のタロットカードのシーンから、モノクロに切り替わってもクレオのファッションから、部屋から、ブテ…
滅茶苦茶格好良い。
最初に2時間の物語と提示してるのに、ランタイムは90分だから、どうやって省略するのかと思っていたら、観客の時間感覚を手玉に取るかのようなリズムにやられた。超楽しかった。
カラーと…
冒頭のタロットカード占い最高。そもそもタイトルも最高。
途中で出てくるゴダールとアンナ・カリーナが二人とも可愛すぎ。二人でサイレント映画ごっこ。サングラス越しに泣くゴダール。走るゴダール。つけまつ毛…