「僕は皆さんに何か行動してほしくてこの映画を作った訳じゃないんです、ただ事実を見て聞いて知って欲しかった」
と舞台挨拶で言っていたトーマス・アッシュ監督の言葉にジャーナリズムを感じた
知ることは何に…
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入国管理センター(牛久入管)の中にある外国人収容所を“隠し撮り“して制作したドキュメンタリー。
日本が難民鎖国であることは周知の事実ですが、思っていた以上の劣悪な環境に観ている方も疲弊します。
普段…
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こちらも一部で話題のドキュメンタリー作品。地元が柏である自分にとっては「牛久」の文字に近い距離感を感じるが、大仏のイメージしかなかったり実際に見に行ったこともなかったりする。
日本が難民を拒否して…
オリンピックを開催するようなご立派な民主主義国家の裏の顔、邪悪な暗黒面を見た。
今回国際的注目を浴びるウクライナ難民を受け入れてG7の一員である面目を繕ってはいるが、そもそもこれまで難民を難民と認め…
誰のためにもなっていないシステムをここまで放置してたのはおかしいし、日本国民としても恥じるべきものだと思う。
コロナとかウクライナの件でガラッと対応が変わるのも、その場しのぎな気がしてもやっとする。…
自分は曲がりなりにも学生時代に留学をして、ある程度グローバル社会みたいなものには経験値としての理解があるとは思っていたし、周りで入管の収容所で苦しむ人がいる現状に対して疑問を投げかける人もいて、何と…
>>続きを読む日本の入国管理局の実態を痛烈に映したドキュメンタリー。
茨城県牛久にある入国管理センターは、残留資格が無い外国人が難民認定できないとして収容されている施設。そこに収容されている人々は酷い環境に置かれ…
©Thomas Ash 2021