イランの聖地マシュハドで実際に起きた連続殺人事件を元にしたサスペンススリラー。
犯人自体は序盤で明らかになるのでミステリーという感じではなく、街を浄化するため殺すことが自分の使命だと信じている男、…
ひたすら終局場面の現実というか、犯人側家族の行動や言動が悲しく、下手なホラーよりある意味で怖く、薄ら寒くなった。
事件の根源的な奥深い問題は根強く、決して未来に無くなりそうにない点が一番怖い。
ハリ…
このレビューはネタバレを含みます
事件を追う記者を通して、見えてくるのは宗教の蓑に隠れたミソジニー。個人的な思想を宗教に重ねた犯人は、女性を殺すことを正当化する。同じ時代を生きている女性がこんな理不尽な目に遭っているのだと思うと怒り…
>>続きを読む"人は避けたいものとであうものだ"
イランの聖地マシュハドで娼婦が殺される事件が頻発する
手口はいつも同じで犯行後に犯人から警察に連絡が入る
示された場所に行くと無惨に殺された女性の遺体が
スパ…
それは"浄化"か、殺人か。
イランで実際に起きた
娼婦連続殺人事件をもとにしたお話。
宗教観からくる
ゴリゴリに固まった犯人の信念が、
もうーほんとに胸糞悪い。
犯人だけじゃなく、
家族も、…
イスラム圏の話だけれど、デンマークを中心に出資された映画。監督がイラン系デンマーク人アリ・アッバシ。
サスペンスの緊張感も良く、引き込まれて観ました。
イランのマシュハドでは、娼婦の連続殺害事件が…
高校の担任からのおすすめ。これ勧めるかという描写もあったが、見てよかった。息子に手を出すシーンも狂ってていい。人間の狂気が見えた。宗教は救いにもなるが時に人間を狂わす。狂ってる人は自分が正常だと思っ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
なかなかに重いテーマだな、と思いつつもサスペンスやスリラーは大好物なので見てみる事に。
国が変われば常識も変わるというのは分かるが、独身女性がホテルに泊まるのを拒否されたりなんて事があるとは信じ難…
「蜘蛛が巣を張る」…秀逸な邦題。ただイランの話に留まらず、蜘蛛が這い回る文明社会の根深い闇を描いた骨太スリラー。
誰しもその大小はあれど、社会への不満だったり、自身の境遇に対するコンプレックスを抱…
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