イングマール・ベルイマン監督作。もし人生の最後に「あなたは冷たかった」と言われたとしたら。
自分もそんなこと言われそうな気がしてドキッとした😅
人は孤独が一番怖いのかもしれない。老人もそれに気付いた…
『第七の封印』を観た後にこちらも鑑賞しましたが,私はこちらのほうが好みでした。スウェーデン版『東京物語』にも見えますかね。
登場人物の中でも生と象徴と死の象徴がハッキリしており,後出ですが村上春樹の…
このレビューはネタバレを含みます
長年にわたって医学会に貢献してきた老医師がルンド大学から名誉博士号を受賞されることになり、会場へ向かう途中に彼の過去の記憶を夢想したり悪夢にうなされたりしながら人生を振り返る。
ベルイマン風のロー…
このレビューはネタバレを含みます
老人が生涯を振り返るロードムービー🚙
孤独を愛する医者が表彰式に向かう道中の様々な出来事や思い起こされる記憶を通じて後悔を募らせていく
ベルイマンは『仮面』のみ鑑賞済み
ただ『仮面』より難解さは薄れ…
孤独な老教授イーサク(ヴィクトル・シェストレム)がその功績を讃える名誉賞の授賞式へ向かう日の物語。
その朝、昨夜の悪夢を思い出すイーサク。自分が死ぬ夢でかなりの動揺。飛行機の予定を車の旅に変更。た…
ベルイマンが離婚問題や両親との確執で心身ともにまいっていた時に、療養先の病院でシナリオを書いたといわれている監督初期の作品。スウェーデンのルンドでとり行われる名誉博士号授与式に出席するために、主人公…
>>続きを読む【老教授イーサクは不気味な夢を見た翌日、嫁マリアンと車で半日ほどのルンド大学へ向かう】
長年の功績を認められ与えられた名誉博士号の称号授与式に参列するという目的のようだ
その道中、若者を乗せたり…
博士号を受け取りに行くおじぃさんの過去と夢と現実がまぜこぜしたお話だったけど、年取ってから観ると受け取り方がどんどん変わっていく映画だと思った。後悔と家族とのいざこざのある現実と、ただ懐かしく美しい…
>>続きを読む博士で表彰される爺さんが、若かりし苦い想いを思い出しつつ若者と旅するロードムービー。
爺さんの面構えがなんと言っても良い。ミスタージジイ!
そして若い頃の失恋に今も苦しめられるジジイ。その対比とし…