最後に3人の若者を見送るシーンで.女の子が「イサークおじさんのこと好きよ」と言う場面で情緒的にくるものがあった。それだけイサークに共感していたということかも。老人の述懐みたいなものに僕は弱いので。
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過去を
追想する
老教授
耳が遠い叔父様に
歌を歌って
お祝いするところは
なんだか滑稽で笑えた
途中で
思わぬかたちで出会った
ケンカばかりの中年夫婦
ビンタを食らった夫は
すばらしいリズムだ…
このレビューはネタバレを含みます
人生を思い返したら、嫌なこと、思い出したくないことがたくさんあって。
そんな過去に苦しめられることもあるんだろうけど、いつかそれを受け止められるくらいの経験を積んだり、時間が流れたりしたら、その嫌な…
北欧映画の巨匠、イングマール・ベルイマン監督作のロードムービー。
私は夢という概念と、複数の意味合いのその位置付けが非常に好きなのでとても楽しめた。
物語を紡ぐイーサクから始まり、眠りにつくイーサク…
老い
夢の描き方が好きだった。
人のいない静かな町に針の無い時計、無人の馬車に棺桶の自分
本当にこの夢見たらとてつもない恐怖でしかない
そこから「死」を意識する主人公
旅の途中での出会いと…
再鑑賞。評価の変動はなし。
スウェーデン映画の生き字引、“祖”とでも言うべき大人物 ヴィクトル・シェストレムの宿す大いなる説得力と存在感、撮影時期のベルイマンの精神状態不安程度がかなり奇跡的な化学…