鏡を見せられてるみたいでした。もしかしてこれは私のことですか?ベストムービー決定ですね。何も感動しないのに喉から渇いた笑いがずっと鳴ってる。稀にみるビタァーっと自分と重なった時の現象がこの映画でも起…
>>続きを読む【人生は一回】
イングマール・ベルイマンはいつ観ても堅実な映画作家だ。やはり北欧の監督ということもあり、キリスト教的バックボーンが相当根強い。
原因不明の妄想に取り憑かれた老教授、イサクの内面世…
心にくる…。
外面がよく、なんとなく世間もうまく渡っていけるけど、蓋を開けてみれば内面は病的に孤独の大海なイサークに自分を重ねてしまった。
旅のお供の方のサーラがお世辞でも"本当はおじさんが1番…
老人の人生はまるでからっぽのお城で、よく出来た外見の内側には孤独が広がっている。人生のある到達点にあっても、夢に出てくるのは過去の後悔ばかりだ。彼の時計は針をなくして、時が進んでいるのか止まっている…
>>続きを読む現実と回想と悪夢のなかで描かれるイサク教授の人生。
厭世的に生きるイサクの愛と憎しみの過去を巡るある種のロードムービー。
人付き合いを避けて生きてきた頑固者という登場の仕方で、作品内でも「冷酷で自…
イングマール・ベルイマン監督の大傑作🎥✨
学生時代に観た時は退屈な印象だったが、改めて観たところ、これは素晴らしい映画‼️
物語は、医師イーサク・ボルイ(ヴィクトル・シェストレム)が50年に亘る…
非常にイーサクに感情移入できて自分の人生をなぞりつつ、自分の人生のその先を示しているかのような映画でとても自分にハマったと感じた。
でも自分にはそんな授与式に向かうような旅は絶対に来ないのでただ孤独…
なんとなく小難しそうだなと思っていたけど、思いの外取っ付きやすい映画だった。
冒頭の夢のシーンがすごく好き。
イーサクが特別酷い人間には見えないけれど、裏切りや密会にも大したアクションを起こさなかっ…
回想と現在を繰り返す映画で刺激的なことは何もないが、名作は名作なんだなと思った。映像が美しく、脚本も秀逸で退屈することなく観れた。死ぬときは誰も孤独になるにせよ、生き方次第で「孤独という罰」がやって…
>>続きを読む