ナイン・マンスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『ナイン・マンス』に投稿された感想・評価

324

324の感想・評価

4.0
社会的な男、その何も無さ。生物的・個としての女の強さ。愛や恋より強い生きる力動。最強のフェミニズム。『極私的エロス 恋歌1974』をゆうに越える出産。超越。

梶さんの映画占いでおすすめしてもらった作品。
有害な男性性に囚われた恋人に振り回されるシングルマザーの主人公。観ていてイライラするような、粘着質で子供っぽいおじさんを相手に、ままならない日常を自分の…

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工場の労働者がブラシャンのワークコート着てて当時ほんとに着てたんだなって知れて良い

「ナイン・マンス」

工場勤務をしながら、農学について通信で学んでいる女性ユリは、工場の主任から好意を抱かれる。最初は拒んでいたものの、だんだん二人の距離は縮まっていく。しかし、誠実な愛を望んでいる…

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え⁉️

工場で始まり、向こう見ずな恋愛する女性が描かれるのは恒例か。前までで工場で働く女性が男性社会に(女性の部分を殺して)適応してる女性たちなのかな、と何となく思ってたけど今作はより顕著にそうな…

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ねこ

ねこの感想・評価

3.8

あくまで自然体なユリが良い
声高な主張や頑なな拒絶とも無縁
男とか女とかではなく「私」で生きている
だから余計にヤーノシュが滑稽に映る
“子供がいることを許した”とな
傲慢が過ぎて大笑い

公開当初…

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閉鎖的な社会で互いに自分が正しいと考え、激しくぶつかり合う男と女…という説明文だけで興味を持って鑑賞。

何と言うか、展開にしても視覚的にも、唐突で野暮ったい印象を持ってしまった。

いきなり求婚さ…

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ストーリー自体は結構普通というか女性の在り方や自立をテーマにしてる。まあラストシーンが強烈すぎてビビった。わざわざ妊婦の女優を探したとのことだが引き受けた側も凄い。
hasse

hasseの感想・評価

-
メーサーロッシュ特集にて。

ラストの分娩ショット(女優が本当に赤ちゃんを出産した)が全てをもっていく、全てを粉々に打ち砕く、そんな映画。
apple

appleの感想・評価

3.9

出産シーンに持ってかれた
リリ・モノリの素朴ながら、時に可愛らしく、芯のある表情を見せる姿に魅了されていた

結局男の独りよがりで、最初から最後まで自分の思った通りにならなければ嫌な男
それはもう大…

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