もうこの国には夏と冬しか存在しないのかもしれない。
という話をしていて思い出したので観た映画。
酷暑に辟易した身には視覚的に大変涼しい光景。を、窓の外で頑張ってる蝉の声を背景に視聴する。
映画の内容…
長尺過ぎていつも、見るのを萎縮してしまうヌリ・ビルゲ・ジェイラン作品。
見たら結局傑作なんだよな。
この作品も198分あるのに、全く飽きず、人間描写に揺さぶられた。
一回二時間以内で作ってくれたら、…
比較的四季がはっきりしていた日本でも最近は、人にとって心地よいはずの春と秋が花粉とインフルエンザによってすっかり様変わりしてしまった。加えて夏は猛暑に大雨、冬はコロナと大雪によって、もはや1年を通し…
>>続きを読む2023年のトルコの映画。雪に閉ざされた町で、主人公は教師を務めている。さまざまな人間との接触、会話のようすから、主人公の人格を知ることができる。足を失いながらも強く生きる女性とワインを飲みながら議…
>>続きを読むアナトリアの小さな村で教員をやっている男の低回。ねたみとそねみ、我欲と狭量と近視眼と疑心暗鬼が克明に描写されていく。嫌な男だが、かれが持っている表と内の乖離はわからないものではなく、すべての気まずさ…
>>続きを読むヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作。
『昔々、アナトリアで』(2011)、『読まれなかった小説』(2018)のトルコの鬼才:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の新作で、トルコ・東アナトリアに暮らす美術教師の…
利己的でプライドが高く、急に子供相手に高圧的になったり、友人に勧めた女性を寝取ってみたり。。サメットの気持ち悪さがなかなかのものだった。
ラストのセヴィムへの想いも鳥肌ものだったし、あのメタ演出に…
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