2020年の映画鑑賞初めに選んだのは、ずっと気になっていた本作・・・三島由紀夫原作の小説を、市川雷蔵主演で描いた作品。
ある大学の剣道部の主将が主人公で、ひたすらに全日本大学剣道大会でのチームの優…
すごく良くって感激した。これという筋もないけど、面白くて先が気になるし、すごいサスペンスに感じた。主人公は純粋過ぎるけど、主人公を慕う後輩がいるので、感情移入しやすくなっている。テンポがよく、白黒の…
>>続きを読むなぜこれほど三隅作品の題字は素晴らしいのか!雷蔵の顔が三島由紀夫に見える時があるほど三島の原作に忠実で、剣道というものに絶対を求め、その絶対への極めて純粋な意志が、抽象的に描かれている。映画としては…
>>続きを読む市川雷蔵は「白」と「黒」の服しか着ない、ということにどれだけのシネフィルが気づいているだろうか。
学生服は白黒、剣道着は黒に名前の刻印部だけ白、剣道部の旗も白と黒。或いは机を挟んだ二者の構図や顔の…