主演は市川雷蔵だが、藤由紀子を観たくて鑑賞。しかし、やはりストイックな市川雷蔵の生き方を描いた映画であった。藤由紀子の出演シーンは少ないが、やはり綺麗。
三隅研次監督の独特なカメラアングルが随所に見…
0か100の世界でしか生きられない主人公の姿を陰影の濃い白黒の世界の中で映し出す。セリフも非常に小説的で、三隅研次の作品というより三島由紀夫の作品という印象の方が強い。最後も含めて主人公は彼の投…
>>続きを読む少年時代に太陽の光からインスピレーションを得てひた向きに剣道にのみ打ち込み、超人になっていく市川雷蔵が最早クリプトン人みたいだ。
ただ、秩序と鍛練を重んじる彼が将来への、異性への恐れを観客に提示した…
かなり不思議な映画だ。大学の剣道部を使って三島由紀夫自身を表現した映画だ。市川雷蔵の微笑が当時の世相を皮肉っているように見える。純粋まっすぐな主人公と世情が合わない。音楽も妙な感じだし、監督をなぜ三…
>>続きを読む三隅研二監督と市川雷蔵による「剣三部作」の第二作。
剣の道に生きる剣道部主将の生き様を中心に描いた作品。
謹厳実直に生きる国分次郎は、大学の剣道部に所属している。
同期の賀川も主将候補ではあっ…
○ '64 3/14〜公開
配給: 大映
ワイド(シネスコ) B/W
モノラル
シリーズ第2作(剣三部作)
同時上映:
「座頭市千両首」
● '00 3/9〜11
『RAIZO2000('9…
三隅研次×市川雷蔵による剣三部作の2本目と位置付けられている作品。
大学の剣道部を描いた青春映画だが、三島由紀夫が原作ということで全体的に理屈っぽい。青春とはなにか?人生の意味は…?そして死の匂い…
三隅研次監督作品。
市川雷蔵演じる国分は大学剣道部の主将となり、全国大会での優勝を目指すべく、剣道部を統率しようとするが・・・という話。
三島由紀夫原作で、市川雷蔵が三島自身に見える。禁欲して剣の…