あまりに恐ろしい現実を前に、ずっと悪夢を観続けているかのような気分になった。
生命の危険を感じてEUに渡ろうとするベラルーシ人たち。
しかし、入口のポーランドで彼らは強烈な足止めを喰らう。
国境を…
良かったとこ1 観客を飽きさせないウェルメイドさ
ベラルーシとポーランドが国境を挟んで難民のなすり付け合いをするという悲惨なテーマの割には、劇映画的な要素が盛り込まれていて、欧米の人が受け入れやすい…
骨太の映画。
いやぁ、本当にいい映画だった。モノクロだし、時間も長いが、全く飽きずに最後まで集中して鑑賞した。
「赤い闇」もしんどい映画だったが、見るべき映画として心に刻んだ。(ロシアのやり口がよ…
多用されるモノクロ表現で、あえてリアルタイム性を欠如させたような画作り。
そこから徐々に不都合な事実が前景化され、同時にコロナ禍である故の風景を映し出す。
リアルタイムな映画として意識させる作りが…
良かった
難民を拒絶する終わってる国境警備隊と、その周りで起こる数々の最悪なことを描いてる(最後は少し希望も見えたかも)。それと、2022年3月以降共通の敵を見つけて盛り上がる世界に別方向から疑問を…
ベラルーシが、EUを混乱させるために計画的に難民を受け入れてポーランドへ送り込んでいることはニュースか何かで知っていたのですが、フィクションとはいえ、こうやって生々しく見せられますとそれを見ているだ…
>>続きを読む章構成、難民、国境警備隊、活動家らそれぞれの視点で描かれる人権とは・・
国境でまんまキャッチボールされる難民たち
それらを見かねて食料や医療他惜しみない支援をする活動家が現れるくらいなので、よっぽど…
はずかしながら、この事実をわたしはロシアによるウクライナ侵攻が始まるまで知らなかった。これまで見聞きしたニュースが、映像化された。そんな感覚でこの映画を観た。
独裁政権ーベラルーシが意図して送り込ん…
久々に社会派の作品を観た
社会情勢は特に詳しくなく、ごく一般的な知識しかないけど、かなり見やすい作りになっていたように思う!
アグニエシュカ•ホランド監督が、この作品を撮るきっかけは"怒り"だと言…
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