クィア版『異人たちとの夏』🌈
山田太一の長編小説「異人たちとの夏」を原作とし、舞台を現代のイギリスに移したリメイク版。
原作も未読なら、1988年の大林宣彦監督版のオリジナル映画は、ずっと観たいと…
山田太一の原作も大林宣彦監督の映画も未見の状態で鑑賞したけど、気になって本作を観た翌日に配信で「異人たちとの夏」も鑑賞。
12歳で両親を失いひとりでロンドンに住まう40代の脚本家の男が、ふとしたき…
仕上がりが気になって公開初日、劇場へ。
まさかここまでバリバリゲイムービーだとは思っていなか ったので、驚きが最後まで消えなかった。
大林宣彦監督ヴァージョンが
『魂を愛で救済する』テーマ なら…
山田太一の原作小説を大林宣彦監督で映像化した1988年公開の「異人たちとの夏」は、自分の中では80年代後半の邦画では揺るぎないナンバーワン作品。
浅草、扇風機、スイカ、老舗「今半」のすき焼き、花札…
山田太一の原作も映画も見ているのでストーリーは知ってたが、アンドリュー・スコット監督のアレンジが良い。音楽が懐かしく、絵も言葉も全てが繊細だ。全部優しくて良い。
【ネタバレあり】私が好きだったのは…
アヴァンタイトルで映し出されるイギリスの街並みは、実はアダムが窓越しに見ている風景であることが反射で彼の顔が映ることでわかり、そこに赤い閃光が落ちてくるように光が差し込む映像からもう既に非常に美しい…
>>続きを読む山田太一の小説「異人たちの夏」を再映画化した作品。原作小説が欧米圏で翻訳出版されていたとは知らなかった。
日本版とは違い、主人公がゲイであるという設定がされていて、これがちゃんと物語に自然にフィット…
2024年お盆、池袋の新文芸坐にて。途中退席する人がちらほらいるくらい、ゲイシーンがあまりにもしつこすぎて見ていてしんどかった…。元ネタの「異人たちとの夏」と続けて見たんだけど、個人的にこの境界は踏…
>>続きを読むAll of Us Strangers
孤独が癒える瞬間を描いた傑作
主人公の全てを知り尽くしたような、諦めたような哀しい表情が切なくてもはや冒頭から見ていて苦しい。
一人暮らしの老若男女には特…
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