増村保造、若尾文子、黄金コンビの反戦映画。
同じコンビ同じ反戦映画の「赤い天使」の一年前に公開された作品。
(あくまで今の感覚からすると)まともな登場人物は一人も出てこない。
強烈な差別意識に男尊…
このレビューはネタバレを含みます
この映画の脚本を書いた新藤兼人は、この時53歳。監督の増村保造は41歳。
今の人よりも社会から求められる大人としての振る舞いが、違うというのはあったにしても、世界に対しての目の向けかたが全然違う。老…
めっちゃ良かった
日本家屋で撮ってる映画毎回すごいなって思う
狭いし撮るの難しいだろうに、カットの割り方とか構図とかホントにすごい。
あと、画面構成がとても美しい。
人物も物も最高にいいポジショ…
初増村作品だったけどすごい良かった。画面から立ち昇ってくる緊張感というか、容赦のない硬派さみたいなものが感じられて見入ってしまった。再三流れる音楽も煩いとは感じなかった。ほんまに好きなら胸触ってみい…
>>続きを読む迸る激情は、いつだって狂気と見分けがつかない。『妻は告白する』と同様に、男は女の常軌を逸した愛を理解できない。夫を生かすのが妻の務めか、夫を死に送り出すのが妻の務めか。女が燃えるような思いを蓄えた半…
>>続きを読む日本のムラ社会の醜悪さをいやと言うほど見せられました。異質の者を絶対に受け入れない。この映画の時代設定は日露戦争前後ですけれど、異質の者を排撃する様はまるで現代日本の姿を見せられているような気にもな…
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狂気を孕んだ、けれど純粋すぎるほど真っ直ぐな愛。情念。戦死したとしても魂はそばに、なんて綺麗事、残された女には必要ない。ただそばにいてほしい。全てを我慢し続け何もかも諦めた中でたった一つの愛を知っ…