荘厳で重厚。
見終わった後の疲労が半端じゃない。
なんというか映画ってこんなに表現主義でいいんだ、という新たな価値感への扉を開けた気がして嬉しい。
セリフや行動が全て抽象的というか啓示的で、こんな…
4Kリマスターで映画の完成度が一段上がった感がある。陶酔の2時間だった。
====以下ネタバレありかも====
「ノスタルジア」を観るのは今回で5回目。タルコフスキーの映画は理屈ではなく感覚。映…
前半〜中盤 生産/生
後半 死/自死
生産と死の中間地点・死への抵抗としての治癒(温泉)
散りばめられたメタファーを全て読み解くのは今の私には無理
女の生産性→男は非生産的か?1+1=1→生じな…
とんでもないものを見せられたなと言うのが率直な感想。事前説明がなく抽象的な表現や映像が多いし、長回しだらけだし途中でよくわからないシーンが挟まれるのに続きが気になってしまう。
ロウソクを持って水面を…
被写体に接近すること。
それは、誇張や逸脱が可能な領域であり、そこで人目を惹く過剰な細部は、被写体の輪郭が何かを確定するだけではなく、そこからこぼれ落ちそうになるものさえもすくい上げる。
被写体から…
かなり過激に且つ言葉も多めに、そして映画の速度そのものをもってして、世の中の速さに抵抗しようとする意志を感じまくった。
その点と音の氾濫にアントニオーニの『赤い砂漠』を思い出しつつ、工業地帯の音と自…
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