生気のない親子の生活を淡々と映す中で、冷蔵庫に貼られた誕生日の写真や、片付けられないオモチャなど、子供がいた痕跡ともういない現実がひしひしと伝わってきて、この描写だけでもう心が締め付けられた開始10…
>>続きを読む2025.60
大規模停電のあと、世界は静かに変わった。死者たちが蘇ったのに、彼らは何も語らず、襲いもせず、ただそこに「在る」だけ。
「お、ゾンビ映画か?」なんて思ったのも束の間、すぐに雰囲気は変…
ううううさぎーーーーー!
そもそも病院に連れてくなよと……
息を引き取った少年を掘り返し、無理にでもラジコンで遊ばせて「おれの大事な孫ちゃん」を取り戻したいジジイに対し、彼の尊厳と魂を守るために…
私ならどうする
そんなことばかり考えて見てた。
生きがいを亡くしてしまったとき
どんな姿でもいいから生き返ってほしい
って思う。
ずっとそばにいてくれるだけでいい。
でも少しひいて考えると
その生…
愛する人が死から蘇った時、人はどう振る舞うのか。
大切な人の死と再び対峙する者たちの姿を描いた群像劇。
"本物"ではないとどこかで気づきながらも、生き返った家族と再び過ごそうとする家族たち。
彼ら…
このレビューはネタバレを含みます
監督: テァ・ヴィスタンダル
脚本: ヨン・アンヴィデ・リンドクヴィス
ト
テァ・ヴィスタンダル
まず、静謐すぎる程静謐なのは通常運転としても、北欧ホラーというか北欧映画として、これ程常…
ヨン・アイビデ・リンドクビストの原作・脚本ということなので、とても興味がありましたが、なかなか余白のある物語でした。それにしても彼の作品は、“人間のような何か”が穏やかでありつつ、それでいて確実に…
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