無骨な火夫と人生に絶望している女性の物語。
口より先に手が出る昔気質の主人公が逆に新鮮だった。
登場人物がどれも一癖あり、短い時間と少ない説明でも人となりが分かる作りは上手い。
本作を観ていて改めて…
【プレッツェルシーン『フランケンフッカー』で観たよ】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のサイレント映画。『トラック野郎』みたいなわちゃわちゃしたバトルシーン以外は退屈。ただ、サイレント映画にお…
「にゅーよーくのはとば」と読む
さすがに古すぎる作品
ケミカルな最新の映画に毒された目には、あまりにピュアな無声映画、博物館に行く気持ちで観ましょう
チャップリンの「キッド」と共に「吉祥寺バウスシ…
出てくる男は主人公も含めておっさんばっかり、女性も厚化粧の年増ばかり、舞台の大半はうらぶれた裏町…。近年では中々お目にかかれない硬骨な映画だが、くすんだ裏町や主人公たちのぶっきらぼうな生きざまから、…
>>続きを読む死ぬまでに観たい映画1001本より419本目
船乗りの火夫の停泊した、たった一晩での出来事。とてもロマンチックなお話ですね。
かっこ良くもないし、スタイル良くもない汚い火夫が絶世の豪華美女を一夜…
めちゃくちゃ美しい。
船の火夫が投身自殺しかけた女性を救い、結婚するお話。
船の中の煙、タバコの煙がそのまま夜の街の霧になるのが素晴らしい。
そして、ベディ・カンプソンの涙で画面が濡れる。
こん…
▪️Title : 「紐育の波止場」
Original Title :「The Docks of New York」
▪️First Release Year:1928
▪️JP Rel…
ジョセフ・フォン・スタンバーグのサイレント期の作品。社会の底辺に住んでいる人々の純情な恋模様を描いた作品と書いてある。凄い地味な話なのに演出なのか見入ってしまう。そしてボイラーに石炭入れるおやじが娼…
>>続きを読む初めて無声映画観た。無声映画は有声映画とはいくつか違う楽しみがあると思った。
1つ目は、演技力が純粋に高いということ。基本的に演技のみで内容を伝えなければならないので、演技力が求められる。
2つ目は…