このレビューはネタバレを含みます
かなりおもしろいが、前半はプロパカンダが鼻について白ける ナチスの悪さも市民のカッコよさも雑い よく考えてある脚本なのに処刑ですとか言われてもなんともかんじない そうですかてなる
が、後半はレジスタ…
ナチスドイツ占領下のチェコスロバキアでは、「死刑執行人」の異名を持つ副総督のラインハルト・ハイドリヒの暗殺をきっかけにゲシュタポは何人もの人質をとるなど犯人逮捕に躍起になっていた。
真犯人を匿っ…
捕まえた重罪人(ナチにとっての)を人知れぬ道まで連行しそこで拘束を解き、「お前は自由だ」と言いその人は当然のように頭の上に「?」を浮かばせつつも自由を歓喜し逃げるように走り去る。
そしてある程度離れ…
【ドイツ語!ドイツ語!ドイツ語!】
◉1946年度ヴェネチア国際映画祭特別賞(フリッツ・ラング)受賞。
ヒトラーの肖像画が神々しく掲げられている部屋で圧倒的な不気味な存在感で周囲を恐怖に陥れる副統督…
再見。この映画のレジスタンスが妙に恐ろしく、『M』のギャングたちと同じように見える。裏切り者の密告者が陥る悪夢的粛清はラングのアメリカ時代のフィルム・ノワールの先触れのよう。メスを握った手術服の二人…
>>続きを読む.
〖死刑執行人もまた死す〗
.
.
もうね、大・傑・作!
舞台はナチス・ドイツに支配されたチェコスロバキア。「死刑執行人」と恐れられた副総督ハイドリヒが暗殺され、秘密警察ゲシュタポは捜査に乗り出…
恐怖を前にただ絶望するでなく一縷の光を掴もうと、自らの自由を勝ち得るため闘う勇気、一矢報いるという意思、これでこそ人間だ。戦争というと銃撃戦やミサイル、航空機爆撃などの物的破壊が目に見えてわかりやす…
>>続きを読む