大学教授を辞じて10年になる渡辺儀助は77歳。
今は都内・山の手の古民家で講演や執筆など僅かな収入を得ながら、慎ましく暮らしていた。
預貯金が後何年持つか、すなわち自分が何年持つかを計算し、後何年い…
妻に早くに先立たれ子もおらず、仕事も引退して10年近くになる孤独な仏文学の元教授。来たる日に向けて生活費を計算し、遺言書も書き終えて淡々と暮らしていたある日不審なメールが届いて…。
フランス文学と…
(前提)
一つ言えるのは、自分が五十を過ぎてこの映画を鑑賞したのは、タイミングがよかったということ。出会うべき時期がある映画かも。
敵、とは何なのか?
確実に迫り来る老い、そして究極的には死に至…
観てて不安になるというか気分が優れなくる映画だった
この映画で描かれてる敵は色々なんだけど、認知してたりしてなかったり、目を向けたり目を逸らしたり、静かににじり寄って来たり突然襲いかかってきたりと…
長塚京三が良いっ!!
一人丁寧な暮らしをしている前半シーン、手慣れた手つきで作る朝食がモノクロながら美味しそうで堪らない。
後半…
何が現実で何が夢・想像のことなのか分からなくなってくるところ…
定年後の男に訪れる、とある”敵”を描いた映画。日常系の映画で登場人物も限られていながら、見せ方や構成もとても良く、グッと引き込まれていく。
松尾貴史、松尾諭、瀧内久美、河合優美と演者も良い。
以…
妻に先立たれ一人で暮らす元仏文大学教授。
ある日「敵が来る」というメールが届き、徐々に現実と夢が混ざり始める…
白黒映画。基本BGM無し。
超淡々とした作品ですごく見る人を選びそう。シュールという…
夢か現か映画💤
エンタメ性抜群の前作から打って変わって劇中で言及のフランス文学🇫🇷のよう
淡々とした前半はモノクロ映像も相まって J.ジャームッシュ作品を彷彿
中盤からは『ファーザー』的痴呆症ライド…
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