こんな人間日常的にいる訳がないのだが、人間の面白さというものをギリギリまで引き出し、信じてみたくさせる力がカサヴェテス映画にはある。その中でも特筆してこの作品のパワーは異常であり、シーモアのメチャク…
>>続きを読む坂元さん濱口さん今泉さん三宅さん…が敬愛するカサヴェテス。特に今作は塩田さんの『映画術』で読んでからずっと気になっていたけど、DVDも配信もなくてみる術がない中で、上映してくれたStrangerあり…
>>続きを読むシーモア・カッセルが生けるラブ・ストリームそのもので最狂にマッド。
自分ならこんな奴には1秒も関わりたくないけど、難しい考えに陥らないように努力してて、そんなことを考えそうになったら走ればいいんだ…
パワー系ラブコメ。
クラブで踊るのを嫌がるジーナ・ローランズを説得するためにシーモア・カッセルがカーラジオで音楽を流して踊るところが死ぬほど良い。ラジオをザッピングして好みの曲を探すところすら愛おし…
毎回、ジョンカサヴェテスは嫌な役を自分に課しているな。切り返しショットで左へ歩くジーナと左へ向かうシーモアをとらえる。
はたしてこれでいいのか感は常にあるが、気まずい食卓のシーンでシーモア母が全て…