戦争のはらわたの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「戦争のはらわた」に投稿された感想・評価

HORI

HORIの感想・評価

2.8
確かに、ハイスピードの描写とか
は目を引くものがあったけれど、この時代に見ても、特に斬新さは感じられなかった。
40年前の戦争映画。
ドイツ軍がいい主人公というちょっと珍しい気もします。
ドイツ軍でもナチスとは少し違う感じもあり興味深かったです。
今となっては普通かもしれませんが40年前とは思えない戦争の迫力でした。
ストーリー的にはプラトーンが影響受けているだけあってプラトーンぽい。
この作品からプラトーンが生まれたんだって思ったりしちゃいました。

ただストーリーはいいとして人物像が主要人物くらいにしかスポットが当たっていないので感情移入ができませんでした。
戦闘シーン以外は何度もウトウト。それで戦場シーンでびっくりして目が覚めるっていう感じ笑

当時でしたら軍の中でのこと敵とは別の問題がでてくるので斬新だったでしょうねえ。
ずん

ずんの感想・評価

4.0
冒頭の子供達の甲高い歌声
悍ましい戦場の写真

やっぱり戦争は狂ってる

シュナイターだけが支えでした
観れて良かった
smoke

smokeの感想・評価

1.1
印象としては最悪の映画

戦争悲劇から戦争賛美を抽出してるような
反戦主張?(これさえ分からないが)の映画。
しかし、この監督は少し眉唾もので、バイオレンス映画の枢軸であるキューブリックとは違う異質の狂気をお得意のスローモションでぶちかましくる点では若干ながら前衛的部分を感じました。
戦争に生きるヒーローをあまりにもその中でヒロイックに仕立てすぎたのが失敗。
トム

トムの感想・評価

4.5
第2次世界大戦下、ソ連軍の猛攻によって絶望的に追い詰められていくドイツ軍歩兵小隊の命運を、戦場のリアリズムを徹底追及して描いた。1943年、ロシア戦線。

ソ連軍との戦闘が激化し、撤退を余儀なくされていくドイツ軍の小隊長シュナイター伍長は、勲章を手に入れることしか興味のない無能な指揮官のシュトランスキー大尉を嫌悪していた。

2人の関係が険悪になっていくなか、シュトランスキーは勲章を得るため、シュナイターの部隊を策略にかける。

これは凄い映画でした。

メルヘンな音楽と内容のギャップが凄い…

血みどろの殺戮シーンはグロさマックス。

シュタイナーのカリスマ性と男気に惚れた(^^)

ドイツ軍視点の映画って珍しいですこの時代に。

映画館で観たかった…

田舎では、上映ありませんでした(笑)
さち

さちの感想・評価

4.8
2017.10.18

ずーっと観たかった作品🎞

Hänschen Klein(幼いハンス)
(=日本でいう♪蝶々〜蝶々〜〜☝︎)で始まりソレで締めくくられる。嗚呼、皮肉🤦🏻‍♂️

血みどろペキンパーの容赦なき殺戮描写はさることながら、この時代のドイツ側視点での戦争映画って珍しいよねぇ。しかもヒトラーを嫌ってるドイツ兵。スロー描写ものちの映画に随分影響した模様。

ジェームズ・コバーンは渋さとワイルドさを増したデヴィッド・ボウイのようでした。

もうラストのシュタイナー曹長の格好良さ、素晴らしいです!私もトリービヒ、シュトランスキーに対して「このク〇野郎がァッ!!🖕」という気持ちが抑えきれなかったので、ほんと、ついて行きます曹長!って感じで観てました(笑)
ほんと今になって劇場で観れて本当によかったです!感謝🙏

町山氏がトラウマ映画と評するだけありますね。嗚呼、彼の高笑いする声が耳から離れないよ…🤦🏻‍♂️
Masumi

Masumiの感想・評価

4.0
町山智浩さんのトーク目当てで鑑賞...。町山さん、この映画大好きなんですね。

予算がなかなかたりなかったり、戦車や出演者の数がたりなかったり、という困難を乗り越えて出来上がった映画という裏話面白かったです。

あと、この映画は、武器マニアにたまらないそうな。。。

戦争の映画ですが、相手国を憎むような怖さはなく、軍の中の人間関係が中心だったので、現代の縦社会に生きるビジネスマン達にも共感しやすい映画なんだろうなぁと思いました。

ジェームズコバーン、渋かっこいいです。
世界大戦をドイツ軍側からってレアな視点で描かれてて当時のドイツ国内が一枚岩ではなかったんだなーとか女子や子供まで動員されてたとか、どこまで史実に忠実かはわからないけど戦争ってこういう事なんだなって。

主人公のシュタイナーさんは正義感とお茶目なトコと責任感も併せ持った理想の上司。でもこの人の部下になったら派閥の煽りを食らって大変そうww

私が見たのは立川でのリマスターだけど画質を上げただけで今でも全く見劣りの無いストーリーや展開で「明日に向かって撃て」が好きな人ならどハマる映画。

パンフレットは新しく作ったのかな?映画の中だけでなく時代の背景や使われている武器についての解説もあり読み物としてもかなり面白いので買いですよ(^^)
ピャー!!まぁキレイ!!!
By 黒羊さんw

まぁキレイではないドイツ語版を先に観ちゃったのですけどね(笑)
緑の雨が降りまくってましたww

その後、デジタルリマスタ版を観たら、まぁ本当に超美しい!
現代作品としか思えない鮮明さでした!!

そして作品はというと、傑作戦争映画☆
これは必見ペキンパー!


ストーリィは…

1943年。
ドイツ軍とソ連軍が死闘を繰り広げている。
シュタイナー軍曹(ジェームズ・コバーン)は、鉄十字勲章が欲しいだけのプロイセン貴族大尉シュトランスキーと対立。
彼の陰謀により、小隊ごと戦地に取り残されてしまい…


ジェームズ・コバーンが渋格好良すぎ!!!
こんな上司ならどこまででもついて行くわ!
彼の率いる小隊も良いキャラ揃い。

戦争の悲惨さ、前線で闘う男達のリアルなやり取りを描いた傑作でした。

最後の笑いはぞくりとしますね。
子供の歌う「ちょうちょ」も、戦争の空しさを感じさせる。。。

ラストのベルナルド・ブレヒトの引用文が、じんわり残ります。

悪魔を退治したとて安心するな
それを生んだ妖女はもうみごもっている
 珍しく第二次世界大戦をドイツ軍側から描かれた作品。
結びつかなかった邦題「戦争のはらわた」と原題「CROSS OF IRON」が鑑賞後は作品に横たわるテーマを端的に表していることに気付かされた。
「はらわた」戦場で簡単に奪われる命。
「CROSS OF IRON」戦場で戦功のあった軍人に授与された勲章章。そして、名誉欲に取りつかれた男の無様な生き方の象徴。

 オープニングの当時のドイツの映像(特にモノクロの中に浮かび上がるハーケンクロイツの赤が印象的)と古いドイツの童謡「幼いハンス」の軽快なメロディーが絶妙な歪さを醸し出す。

 妥協のない火薬の使用量で予算不足になったという話は納得。
戦闘シーンの圧倒的な迫力と残酷なリアル感は戦争映画として素晴らしい。
軍隊における役職、身分、嫉妬、セクシュアリティの問題など現代社会にも通じる問題が顔をのぞかせて考えさせられた。

 主人公・シュタイナーは彼自身の正義や仲間達、さらに意外にも女性や子供を重んじる。そして、権力や地位に首を垂れないため窮地に追い込まれても、完璧なプロの兵士として過酷な東部戦線を生き延びる。
彼が内に秘めている戦争や体制に対する怒りや絶望感が、彼を渋く魅力的な男に見せるという戦争の不条理。
最後のシーンの彼の嘲笑はそれらに対する回答のような気がしてならない。