ジャケの迫力と物騒なタイトルがインパクト有り過ぎだが、封建社会でその時代々々の主君に忠義を尽くす主人公一族七代に渡る、残酷と言うよりは理不尽な物語。
ラストはちょびっと救われた感じ。
中村錦之助…
何度生まれ変わっても酷い目に遭う中村錦之助。男色家の殿様の森雅之がハマりすぎ。茶、扇、蛍のメトニミー
特攻出撃前に上官から掛けられる最後の言葉が「インキンは治ったか?」というのが一番残酷なのでは……
時代を超えても尚、忠義はあって厄介なもの。2時間という長さを感じさせないオムニバス形式で観やすかったのと、主人公を同じ俳優で固めることでより纏まっていて良かった。いつの時代の将軍さまでも欲に塗れ、良…
>>続きを読む己を殺して上の者のために忠義を尽くす。
例え自分が不幸になろうともそうしなければならない。
それが代々続く呪いのような連鎖。
理不尽だろうとも受け入れるしかない。
見ててつらいがこれが日本の社会とい…
ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品、ドイツ人にはこういうのがウケるのか
日本人は何百年たっても滅私奉公の精神構造から抜け出せない、自分も潜在意識に刷り込まれてると考えると恐ろしい。終戦で崩壊したと思わ…
短文感想 69点
ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞している数少ない邦画。飯倉家という一族の悲惨な末路を時代を追ってみていくというオムニバス形式の作品。全7話で構成されており、1話が安土桃山時代、2-4…
見てて胃もたれする…
確かに「忠義」ってこうなることもあるよなぁ…と思うけど、「忠義」ってこういう事じゃないんじゃないでしょうか…
見るのは一度で十分です…
戦国時代から現代まで、「忠義」を尽くし…
染み付いた社畜DNA。
侍の命は侍の命ならず精神がもたらす生き地獄。幸せな瞬間は30秒にも満たないのではないかと思うほど、不幸せ要素で埋め尽くされている。それほど、飯倉家の歴史は残酷そのもの。昭和に…
『近松物語』の依田義賢と『飢餓海峡』の鈴木尚之が脚本。現代的な個人主義の発展により封建的な制度から解放されたと現在においてさえ言い切れないような気もするのだけど見応えあったな〜長かったけど全く長くな…
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