殿様に、上司に、施されたら施し返す。恩返しです。戦国時代、戦中、現代、各時代に社畜として生きた日本人の被虐性を描いた映画。殿様が死ねば忠義を尽くして家臣は殉死する、犯罪であろうとも上司の命令を実行す…
>>続きを読む時代悲劇全部載。封建制と忠義の思想的連関を風刺したつもりなのだろうが、土台は既存の脚本の使いまわしで面白い部分は誇大妄想。思想書に科白を書き足したような滑稽な雰囲気がどこまでもつきまとう。脚本も撮…
>>続きを読む‖レンタル‖
侍の命は侍の命ならず、主君のものなれば、主君のために死に場所を得ることこそ誉と知れ。
武士道残酷物語であり、アホ主君物語でもありました。
自分より主君、何があっても自分より家族より主…
観たかった映画が売り切れて観れなかった悲しみを昇華すべく、今すぐお前を殺す!みたいな映画だと推測して選んだら思ってたのと全然違った…
婚約者が自殺をはかり病院に運び込まれたとの報せを受けた飯倉
彼は…
武家の血を引く男の7代にわたる理不尽な物語を中村錦之助が1人7役で延々演じるという、ベルリン国際映画祭金熊賞を誇っていいのかどうか日本人として悩んでしまう(笑)凄まじい歴史の反復。それぞれの時代でバ…
>>続きを読む江戸初期から現代に続く飯倉家の主君に仕えた歴史、武家時代の主君は藩主、明治期以降はお国の為、会社の為と主君は変わっていく。そんな日本人の主家絶対主義の心層を中村錦之助が7役変化で見せる意欲作。1代目…
>>続きを読む時代劇の美しい部分をぶっ壊していくベルリン映画祭金賞受賞作品。
江戸、明治、戦争、現代劇。これら全ての描写をひとつの映画で観られるなんてそうそうない。日本映画の総決算。
6つの時代の主人公を萬屋…
日本人の異常なメンタリティが7代に渡って描かれている。そして、それは現代(劇中では60年代)にも受け継がれている。呪いのような映画。
時代劇パートで、役者の息が白いのが妙なリアリティがあった。
そ…
どうあっても人は一人では生きられないのか?と思わずにはいられないような、社会とはハラスメントの歴史であるということを、ひとりの日本人青年の先祖たち七代の人生でみせた映画。金熊賞作品だが、今で言うパラ…
>>続きを読む