令和3年度No.65
呪われた一族
時代が変わっても一族に待ち受ける残酷な運命。それに起因するはある意味、悲しくも変わらぬ忠誠心であり、一族は呪われていた。
どの時代も見応えのある物語でとても集中…
とある一族に纏わる被虐の系譜。いつの時代にも形を変えて存在する暴君達とその被害者達を描いたアンチ武士道、アンチ権威主義。これは『切腹(1962年)』のカタルシスとセットで見たかったな。あまりにも救い…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
関ヶ原以来の悲惨な家系、飯倉家を振り返るお話。衆道のパートがやけに長かったのは南條範夫ゆえでしょうか…。
中村錦之助が1人7役。キッチリ演じ分けてるのが凄い。しかし流石に前髪の役は無理ありました。…
ヨロキン七変化!
『累ヶ淵』の様な、古来伝統の
呪いホラーと思って観たけど、
違った。
―――いや、違わない!これは
呪いだ。封建社会の呪縛を描く
不条理ホラーだ。☆
関ヶ原の戦いから現在に至…
古き名作胸グソ映画。
武士道は確かに日本人の精神のいい部分でもあるけれど、この映画で描かれるような絶対的主従関係という意味での武士道は現代社会では悪でしかない。
しかもこの精神が悲しいかな今の時代も…
黒澤明の侍映画に劣らない完成度を誇る傑作。
武侠を見せるというよりも、大名の暴政と非人間性の残酷な犠牲となる侍階級の赤裸々な姿を見せる。
事実、人類の歴史に類例のない侍の忠誠心は、それなしには権…
これはなかなかの胸糞映画。
"己を殺して忠節を尽くす"
日本人らしい美徳✩︎⡱
武士道に対してかなり否定的に描いてるけど…
いやいや…
ここの代々の主君が酷過ぎやろー
"完全に呪われてる"飯倉家…