突然の来訪者により夫婦の会話が寸断される不穏さに始まり、その後もしつこく促される玄関の戸締り。これらが前フリとなってついに物語の核となる本命の里子が登場し、更なる加熱を見せる視線を巧みに操った愛憎劇…
>>続きを読むたぶん「めし」にするか「ねこ」にするかちょっとくらいは迷ったんじゃないかと思う、画面に映ってるだけでなんかもう胸いっぱいの幸せであった。ねこかわいい…はじめての成瀬映画、猫で増してるのもあるけどとて…
>>続きを読むチルかった。
主人公の到達した結論めいたものについては......うーん、どうなんだろう。いまの時代になって女性は生きやすくなったか。いや、女性だけに限らず、人間はどうか。
通時的にも共時的にも…
かなしい とてもかなしい
里子に対しての大笑いと「あたし奥さんよ、まだ」と、手紙を破くシーンと女の幸福についての述懐にかなしくなった。原節子の横顔と無理に作る笑顔とお客さんよと言われる最後のシーンの…
このレビューはネタバレを含みます
男は外で仕事して、女は中で家事をして。
そんな時代は終わった。
この作品も古いモノクロ映画でありながら、女性側の生き甲斐が家事に奪われる事に一石を投じている。
ただやはり、夫婦の形を再確認して終わる…
このレビューはネタバレを含みます
上原謙かっこいいもんなぁ。原節子が正面にいて後ろに横になる上原謙のところ構図が素晴らしい。里子ちゃん、おめぇはダメだ。サイダーのくだり見たかったな…初成瀬が『浮雲』だったので期待してしまった。
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まさか男がめしは?と言うのではなかろうなと思ってたら、即めしは?と言ってだけれどユーリちゃんと信三さんのお陰で見終えることができたよ。連れ戻しにきた訳ではなく、仕事で来たから寄った、すぐ帰ると(その…
>>続きを読む大きな転換点なんじゃないでしょうか、作り方からガラッと変わっててびっくり。
酔って帰ってきた時の玄関のショットで見えないとこについてる電球を揺らして影を揺らす演出が良かったな〜。
ビールを飲んで…