冒頭の理不尽なクローズアップのシーンから、ぐいぐい引き込まれる。製作当時は終戦から15年と経っていないというのもあろう、船越英二をはじめキャストによる見事な演技と、製作陣の尋常ではない覚悟により、極…
>>続きを読むWWII末期のレイテ島。野戦病院から復員した田村は、戦力外として部隊を追い出され、再び病院に向けて出発した。途中、彼は河川際に一筋の野火を目にする。
大衆向けの感動の押し付けがなく、ひたすら生への…
この時代の戦争映画はやはり生々しさが違う。
作り手も演者も実際の戦争をたかだか14~15年前に経験しているわけで、懸ける思いが段違いなのがヒシヒシと伝わってくる。
月並みだけど、爆弾も落ちてこない…
市川崑生誕100年記念映画祭にて鑑賞。
舞台は第二次世界大戦、フィリピン、日本軍と米軍との戦争&それに巻き込まれる地元民の物語ですが面白いことに両軍が接触することはほとんどありません。というのも物語…
このレビューはネタバレを含みます
塚本版との違いを感じながら鑑賞。
その後のトークで、それが時代性の違いが反映されていると分かって妙に納得。
確かに現代には塚本版くらい実在感と生々しさがなくては人々に戦争は伝わらないだろう。(と私…