ウィンターズ・ボーン、冬の骨。
ヒルビリーという、スコットランド系で山地に住む人々の物語。
始めに流れる主題歌「ミズーリワルツ」が非常に象徴的。ミズーリ州歌でもある。ミズーリ音楽はスコットランド民…
アメリカの貧困な村、閉塞感に満ち溢れ、泥水を啜りながら這いつくばって、家族を支えて生きている17歳。
派手さもなく、ドラマティックでもなく、万人受けする作品ではない。
日本では、まず評価が低いだろう…
このレビューはネタバレを含みます
森の中の集落で暮らす狭いコミュニティーや親族関係、その闇が深く描かれていて、暗く閉鎖的な雰囲気がかなりリアル。余計なBGMもなく暗く静かで良い意味で質素。田舎系のミステリーやサスペンス、スリラーが好…
>>続きを読むとにかくくら〜い作品。父親が犯罪で捕まって、保釈されるが、裁判に出ないと保釈金は全部取られる。担保に入れていたのは、自宅と土地。母親は精神を患い、12歳と6歳の兄弟がいて、17歳の主人公は一人で父…
>>続きを読むすごい静かなオープニング
自然が豊かな場所だけど貧しい生活をしてるんだと見てる側に伝わる
そこに保安官が父親を裁判に出廷させないと担保になってる家と森を取られると伝えて物語スタート
主人公のリー(…
17歳のリーの父親が実家と土地を担保にして失踪した。リーは父親を捜すが…
雰囲気は「ウインド・リバー」って映画に似てますね。
父親を捜索しつつ、アメリカの田舎の闇を描きます。
悪い事してないの…
「何かを吸い取られる映画」
暗くて重くて実にタフな内容。最初から最後までシビアっぱなし。貧しさと絶望でグッタリしてきます。最後はハッピーエンドだろうという期待だけで観通しましたが、最後にほんの僅か…