殯の森の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 27ページ目

『殯の森』に投稿された感想・評価

RYUYA

RYUYAの感想・評価

4.0
ローカル万歳。
河瀬直美の最高傑作だと思います。
映画が自然に還ってゆく映画。
うだしげきさんの、本当に何とも言えない「これは芝居か?」と考えてしまうような佇まいが、頭から離れない。
追いかけっこ。
sicklychic

sicklychicの感想・評価

3.8

上映中、始終、
なんだろう、なんだろう、と
思いながら観ていて、
[もがり]の説明が出た時に、
「ああ、なんていう映画だろう」
と、感極まってしまいました。

ずっと青木ヶ原樹海だと思っていましたが…

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semy

semyの感想・評価

4.3
ドキュメンタリーとフィクションの境とはこういうことかもしれない、と実感しました。河瀬監督の女性らしい表現が緑をより美しく魅せていると思います。
かおり

かおりの感想・評価

4.4
取り返しのつかない喪失というのがある。それでも生きて行けばいいよ。
自然との対話を通してそれを教えてくれる映画です。
m

mの感想・評価

3.8
美しく畏怖なる自然。人間の生まれてから死ぬまでの自然の摂理。
Papaya

Papayaの感想・評価

3.8

河瀬監督の作品を見ている時に感じる最大の特徴として、緑の美しさで、観ているだけで細胞が蘇るような感覚がある。死を悼む、つまり心の喪の期間、人はどうなってしまうのだろうか。何か大切なものを失ったことの…

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ずんじ

ずんじの感想・評価

3.7

『殯(もがり)』とは、『死を惜しみ、偲ぶ時間または場所』のこと。男性は妻を亡くし、女性は息子を亡くしている。それぞれの殯を描いているこの作品は明らかに人によって好き嫌いが分かれると思います。ドキュメ…

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J

Jの感想・評価

4.2

人はどこから来てどこへ行くのか?
なんとなくその答えを真理を一つ提示しているような気がした。
日本の風土にあった浄罪の旅に出たかのような映像。
キリスト教的に言えば煉獄を巡る旅人に思える。

再生と…

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YokoGoto

YokoGotoの感想・評価

3.8

第60回カンヌ国際映画祭、審査員特別大賞「グランプリ」を受賞した河瀨直美監督の作品だが、日本ではやはり、観る人の好みが分かれる作品だと思う。分かりやすいシナリオでもなく、起こっていることの説明もない…

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大切な人を失った、しげきとまちこの喪失感は、いつまでたっても消え失せない。二人の小さな声は、森の音にかき消され、さらに一層悲しみを感じさせられる。けれど、殯(もがり)の森は、辛かった二人の長い年月を…

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