中盤から映画のテンションとともに映る景色がガラリと変わるのとても良い
帰ってきた街の光とハンドルを握る男の顔で映画が締めくくられた方がどう考えても好みではあるが、あの唐突さ、歪さにこそ映画らしさが…
このレビューはネタバレを含みます
悪党が蔓延り凶悪犯罪が絶えない都会の毒気に侵される刑事ロバート・ライアンは、行き過ぎた捜査のせいで、雪積もる田舎町での少女殺人事件の応援にまわされてしまう。
そこで犯人を自分の手で始末しようと怒りに…
フィルムノワールと「ノワール」の理想的な合致を見せた、まさに我々が今ノワールと呼ぶのはこのモデルである。
闇を抱えた者、壊れかけた者が既に壊れている者、欠損している者と出会い、惹かれる。深い黒を活か…
話の内容が二転三転して製作者や脚本家にも疎まれた呪われたフィルム、ということなのだが、そんな風には感じない。
足掛け9年単身赴任生活を続けた。職場に行けば沢山の人がいて、ルーティンの職務もあり、ざ…
空間の内外が断絶される前半部分。その中で盲目であるがゆえドアのノブの感触を最後まで確かめて閉めるという異なる動きをするのが盲目のアイダルピノ、それに呼応する様にロバートライアンは犯人捜索にあたって外…
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ニコラス・レイ監督、RKOピクチャー製作のフィルムノアールの傑作。都会人の孤独がテーマ。
ニコラス・レイ監督の7本目。アメリカ版wikiにはアイダ・ルピノも事実上の監督という記載。
毎度お馴染み…
1951年 アメリカ🇺🇸
ニコラス・レイ監督のフィルム・ノワール風ドラマ
荒っぽい捜査をしていた刑事
上司からにらまれ郊外の田舎町の担当に
その小さな町で起きた少女殺人事件
捜査の過程で盲目の女…
前半30分寝ちゃってみんなレビューで言ってる暴力とか孤独とかそこらへん全くわからなくて泣きそう
車でおっかけるシーンから記憶あるんだけどそこからでも面白かったからちゃんと起きてればよかった後悔 ほ…
3/6@シネマヴェーラ渋谷
人に対して無関心で気性の荒い刑事が、北部で起こった少女殺害事件の捜査に向かうよう命じられる。
加害者の姉(盲目)と被害少女の父親との板挟みでの葛藤の中、段々と人間性を…