"何事もお互い様"、その取り戻し方が超粋。
手っ取り早いこの乱暴を、悪いことと思わない。真の思いやり。わかる相手のみで。
かわいいかわいいラスト。
(字幕をご用意いただければなお幸いです)
このレビューはネタバレを含みます
いやー、冒頭ノイズでまったく台詞が聞き取れなくてどうなることかと思いましたが…やっぱり小津監督すばらしい映画をお撮りになりますねえ。
これ1941年の作品ですか、信じられない。
そこそこのお金持ち…
父が急死したことで一家が貧しくなり、心も分離し始めて母が辛い思いをする
ラストには一家を離れて経験を積んだ弟が邪悪分子を成敗し本当の繋がりを大事にする
が、いかんせん台詞が聞き取りずらいから音量上…
戦場から帰還した小津安二郎軍曹が撮った最初の作品。ここから『東京物語』、遺作となった『秋刀魚の味』へと数々の傑作が誕生した監督の真骨頂とも言える作品。
本作が公開された1941年の12月には太平洋戦…
①2022.0118☆4.0@家
「安くて美味しいもの」
「そう、それよ。そして沢山あるもの。これが大事よ」
沢山の意味が含まれてるこの台詞にグッとくる。
色々なものが詰め込めこまれた、これが洗…
たくさんの小津映画を見たことがあるわけでないが、戸田家の兄弟を見てストーリーの感じは完全に東京物語を思い出してしまう。
東京物語は戦後の話で、戦後だから家族が核家族化していく様を描いているのか思った…
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